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取材に応じた駒澤大の選手たち。前列中央が主将の鈴木芽吹選手
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昨年度大学駅伝3冠を達成した駒澤大陸上競技部が9月1日、サポートを受けるファイテン主催の取材会で10月から始まる駅伝シーズンに向けて近況を明かしました。
8月後半は長野県で夏合宿を行い、「最初の1週間は猛暑で練習の消化率も落ちましたが、力の劣る選手たちは暑さを避けて早朝に練習させたりして、後半はだんだん良くなってきました。故障でまだ走れない選手もいますが、ほぼ想定通りの回復状況です」と藤田敦史監督。駒澤大は2年連続の3冠を目指していますが、「前例がなく、それだけ難しいこと」と話し、「選手たちが伸び伸び走ってくれるように、『昨年度のチームに挑戦しよう』と伝えました。前監督の大八木(弘明総監督)が28年かけて作ってきたチームは一つの完成形。(監督が代わっても)極端にやり方を変える必要はないと思っています。ただし、私はまだ監督としての実績や経験がないので、今まで以上に選手の意見を聞くことを大事にしています」と指導方針を説明しました。
主将の鈴木芽吹選手は「昨年度はエースの田澤(廉)さんが安心感をもたらしてくれましたが、今年はまだ未熟な部分があります。次の合宿では練習の質を高め、三大駅伝は3つとも区間賞を取って優勝に貢献したい」と意気込みを語りました。
藤田敦史監督(右)と大八木弘明総監督(写真/北川外志廣)
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