トレーニング時でもレースの最中でも、走行中にひざに違和感や痛みを感じたら・・・。
そんなときの応急処置的な対処法として「屈伸アレンジ」という方法を紹介します。
背中や関節を伸ばすことになり、股関節の可動域も広がって、脚の運びもラクになります。
練習中の信号ストップや、レース中のエイドごとに行うといいでしょう。気分転換にもなります。
熱をもっている状態なら、休憩時やエイドなどで水をかけたり、ランニング後にしっかりとアイシングすることで炎症の広がりを抑えましょう。
また「ひざのお皿」部分に痛みが出た場合は、下に紹介する「ひざのお皿プッシュ」がおすすめ。
痛みや違和感が消えないうちは、ランニング後のケアとしても行うといいでしょう。
●屈伸アレンジ
かかとを地面につけた状態で深くかがみます。
このとき、ひじで両ひざを外側へ押し広げるように力を加えます。
股関節の可動域も広がり、脚運びがラクになるはず。
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●ひざのお皿プッシュ
ひざのお皿周辺に痛みを覚えたら、ちょっと休憩して椅子に座った状態で脚の力を完全に抜き、ひざのお皿の輪郭に沿うように中心に向けてグッと押します。
目安は1カ所10秒程度。
ランニング後のケアとしてもいいでしょう。
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※月刊ランナーズより抜粋
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