ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 25】身体のグラつきを減らす! ヒップ・アプダクション

2023年3月09日

「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!


PART25 寝転び姿勢で腹凹トレ! RUNをイメージしながら下腹とお尻に刺激を入れる

ぽっこりした下腹部に刺激をあたえる腹筋エクササイズを行おうとしても、足元がグラついてしまったり、ヨロヨロしてうまく体幹をキープできない、そんな「まずエクササイズがうまくできていないかも」という現状を感じている人もいるのでは?

今回ご紹介したいのは、エクササイズの最初に行うことで以降の身体のグラつきを軽減、そしてランニング時の姿勢の安定にもつながる「ヒップ・アブダクション」です。

ランニング中、疲れてくると頭が傾いてきたり猫背になりがちな人は、アキレス腱やふくらはぎが痛くなるケースも多いはず。体幹がうまく使えていないのでひざ下で着地の衝撃を受け止め、疲れがどんどんたまり、エネルギーを無駄に消費してしまいます。

大切なのは着地したときの「姿勢」。

今回のエクササイズ「ランニング姿勢でのヒップ・アブダクション」は、寝転んだ態勢で、ランニング時に使う筋肉を鍛えることができます。着地の衝撃をお腹とお尻で支え、安定した「姿勢」を保ちながら走るには、うまく筋肉を使えるようになるためのトレーニングが必要。走り方をイメージしながら、傾き・グラつきなしのフォームを目指していきましょう!


◎立ったときや走行時の姿勢を安定させる

★ランニング姿勢でのヒップ・アブダクション

<やり方>
1.横になって下側の脚を曲げ、ランニング時の姿勢をイメージします。
2.お尻の筋肉(主に中臀筋)が使われているのを意識しながら、上側の脚を斜め後ろにゆっくり上げます。
3.左右それぞれ5~10回ずつ、脚の上げ下げを繰り返します。

★ポイント
・中臀筋を中心にお尻の筋肉に刺激が入っているのを感じながら、その使い方を身体に覚えさせる気持ちでおこないましょう。
・骨盤をひねらないように気をつけて。


イラスト/庄司猛




ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る