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(写真/軍記ひろし)
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10月20日発売のランナーズ12月号の表紙は9月25日(日)に北海道網走市で3年ぶりに開催された「オホーツク網走マラソン2022」です。
フィニッシュ地点には260万本のひまわりがレース当日に満開を迎えるように栽培されています。
このフィニッシュ地点で先頭のランナーから最後のランナーまで、約4時間にわたってエールを送り続けたのが網走市の水谷洋一市長(59歳)です。
10月20日発売のランナーズ12月号では水谷市長へのインタビュー記事を掲載しています。
今回はその一部を紹介します。
この大会では2015年の初開催から全ランナーのフィニッシュを見届けています。私自身もランナーなのですが、大会に参加するといつも最終ランナーになるぐらいの走力なので、声援が最後の一押しになることを知っています(これまでにサロマ湖100kmウルトラマラソン50kmの部を8回完走)。
オホーツク網走マラソンを開催することは2010年に(市長に)初当選した時から公約に掲げていました。
目指したのは、スポーツツーリズムにつながるような景観や北海道の食を楽しめる大会です。
そのため、多くの自治体ではマラソン大会をスポーツ振興部署が担当する中、網走市では観光課が中心となっています。
具体的には能取岬の突端を回るなど北海道らしい景色の中を走れるコース設定を行い、フィニッシュ地点ではこの大会の当日満開になるように260万本のひまわりの種をまきます。雨が続くと、開花のタイミングが合うかヒヤヒヤしますけど(笑)。また、4km地点のエイドステーションで出す「かにの鉄砲汁」も名物です。
「序盤から汁物を出したらタイムが狙えない」と言われるかもしれませんが、楽しんでもらうことを一番に考えたこの大会らしさを表しているつもりです。どの大会も都市型マラソンになれるわけではありません。大規模な大会の形ではなく、それよりも網走らしさを楽しめるレースにしたいんです。
約4時間にわたってエールを送る水谷市長
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今年も満開のひまわり畑がランナーを迎えた
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10月20日発売のランナーズ12月号では、オホーツク網走マラソンに出走したプロランニングコーチ、金哲彦さんのレース後記も掲載しています。
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