(イラスト/hoco)
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現在発売中のランナーズ11月号では「3年ぶりフルマラソンを走る前に絶対やるべきこと」と題し、本番2カ月前から大会当日までにやるべき5つの対策を紹介しています。
今回はその中から、練習の一環としての「レース出場」についてご紹介します。
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いよいよ本番のレース。いったいどんなタイムが出るか楽しみだ。
ところがレース会場に着くと、サプリメントを忘れていたことが発覚。
そして、トイレの行列が思った以上に長くてスタート時間に間に合うか心配に。
何とか整列できたけれど、今度はシューズの紐のキツさがしっくりこない。
そうこうしているうちに号砲一発、ドキドキしたまま走り出す。ペースってこれで良かったっけ?
楽だと思ったら、いきなり苦しくなってきた。なんで想定通りに走れないのか……。
こんな事態を避けるためにも、3年ぶりの本命フルマラソンの前には10kmやハーフマラソン、練習としてのフルマラソンに出場しておくのがお勧めです。
久々のレースではどうしても想定外の事態が出てきてしまうものですが、事前にレースを経験しておくことで、冷静にスタートラインに立つことができます。
また、久々のフルマラソンでは高揚感や緊張感によって、脳から興奮系のホルモンが過剰に分泌され、前半は楽に感じていても、知らず知らずのうちにエネルギーが消費されている可能性があります。ホルモンの過剰分泌を抑制するためにも、レースに出場してその雰囲気を経験しておくことが重要なのです。
レース出場は1回だけでも効果はありますが、なるべく多くのレースに出場しておくことで、「坂」「強風」「雨」「単独走」など様々なバッドシチュエーションが経験でき、それらに対する心身の耐性がつきます。
10kmやハーフマラソンに関しては普段より速いスピードで走ることができるので、練習としても抜群の効果があります。
現在発売中のランナーズ11月号では、金哲彦さんなどコーチたちのお勧めレース活用法(過去誌面より)も掲載しています。
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さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法
フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!
短期連載 100日間でサブフォー達成最終回
最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
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東京2025世界陸上競技選手権大会
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東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
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