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【反響続々】苦しまずに(?!)走力アップするなら「超ゆっくりジグザグ走」

2022年9月01日
(イラスト/haco)
(イラスト/haco)

ランナーズ8月号で特集した「日本の市民ランナー版・エチオピアン練習」。
2019年に本誌で「柳サブスリー道場」を連載した柳秀雄コーチ(54歳)から7月某日、編集部に一通のメールが届きました。

「エチオピアン練習、良いですね! 既存の練習とは異なるアプローチで鍛えられる実感がありました。極暑でなかなか練習が難しい中、よいものを紹介いただきました」

現在発売中のランナーズ10月号では柳先生とともに最新のモーションセンサーを使って、超ゆっくりジグザグ走の効果を分析した結果を掲載。一部を抜粋して紹介します。

今話題の「日本版エチオピアン練習」!強さの源は「ジグザグ走」


「ランナーの大会復帰に向けての脚つくり」に最適

私はコロナが発生して大会が続々と中止になり記録を目指すモチベーションを失い、いわゆる「頑張る練習」をお休みしていました(体重も増えてしまいました)。ただ「さすがにこのままではまずい」と思い、今年2月に脚をつくり直すことを決意。
「ゆっくり長く走る」泥臭い練習を継続しているタイミングで読んで知ったのがランナーズ8月号エチオピアン練習特集「超ゆっくりジグザグ走」でした。
これは興味深いぞ、と思って早速、近所の公園の不整地で1時間40分「超ゆっくりジグザグ走」を行うとジワリジワリと脚が重くなっていき、最後はフルマラソン後半に近い感覚を覚えました。
「呼吸は全く乱れていない+長距離を走ったわけではないのに脚に負荷がかかる」この練習は「(1)短時間で高い効果があげられる」「(2)暑くて走りづらい時期にぴったり」「(3)スピード練習が苦手な人にもお勧めできる」「(4)故障が多い人にもお勧めできる」などのメリットがあり、私同様「コロナでレースから遠ざかっているランナーの大会復帰に向けての脚つくり」として最適だと考えました。



  • やなぎ・ひでお

柳鍼灸院院長。柳ランニングクラブ代表。元アメリカンフットボール選手で、40代後半からランニングを開始し、51歳で初サブスリー。自己ベストは2時間53分4秒(20別大)。



現在発売中のランナーズ10月号では「超ゆっくりジグザグ走」の実践のコツも紹介しています。

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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



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