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【新連載】走って歌ってないと僕は3日で死んでしまう

2022年8月30日
(写真/軍記ひろし)
(写真/軍記ひろし)

5月に開催されたさつきラン&ウォークで新記録となる1カ月間で3058.37kmを走ったカトルス(※1)こと倉井克幸さん(39歳)。
現在発売中のランナーズ10月号から倉井さんが「走って歌う」ランニングライフを綴った連載が始まりました。

王者のシャンソン歌手はなぜ月間3058kmも走れたのか?


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ランナーズ読者の皆さん、初めまして。本州縦断往復(※2)ランナーの倉井カトルスです。またの名を、シャンソンとマラソンをこよなく愛する「歌うアイアンマン」CATSUと申します。歌って走ってをライフワークとしています。走っていないときは、フランス語のレッスンをしたり、都内のライブハウスを中心に、ギターを手にフランス語をメインに歌っています。
今年のさつきラン&ウォークでは、3058kmを走り王者の栄冠を頂戴しました。なんでそんなに走ることができたのか、なんで大きなケガもなく最後まで走り続けることができたのか、実は自分自身でもよく分からないことがたくさんあります。今月号から始まるこの連載では、「歌うことと走ること」をテーマに、僕のランニングライフの一部を紹介していけたらなと思います。

7月末は、福井市に歌いに行き、ライブの前日・当日・翌日に息子をバギーに乗せて、海岸線を走りました。
息子とバギーランを始めてそろそろ3年になりますが、最長で1泊2日で140kmというのを2回やったことがあります。
押すほうも押すほうですが、おとなしく乗っている息子も相当なものだと思います。かなり寝心地がいいのでしょう。大半は寝ていますから。バギーを押して走ると、それなりに負荷がかかるので、このバギーランが僕の走力の向上に貢献していることはどうやら間違いなさそうです。現在のバギーは3代目。走り心地にこだわる中で、メーカーに改良点を告げたこともあります(聞いてもらえませんでした)。息子が起きているときは、風景を見ながら様々な質問を受けます。子守とトレーニングと観光と一石三鳥なこのバギーラン。子ども、もしくはお孫さんのいらっしゃる方にはおすすめです。


※1 仮装テーマがSFだった2013年のメドックマラソン(フランス)に「カトルス星人」の仮装で出場。
カトルスはフランス語の4(カトル)と自身のCATSUなどをかけあわせた自ら考案のニックネーム

※2 青森~下関を走る1550kmのイベント。逆走も可能。4月1日~10月1日の間であればいつスタートしてもよく、制限時間はスタートから30日間


ランナーズ10月号では全文を掲載しています。


くらい・かとるす(CATSU)
  • くらい・かとるす(CATSU)

高校でフランスに留学したことをキッカケにシャンソンを歌い始め、現在は都内を中心にライブ活動を行う。
ライブ情報はHPにて ⇒ https://www.catsu-chante.com


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