ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【モシコム主催者の横顔】速いランナーと一緒にトレーニングする練習会を開催

2022年7月14日
下田貴志さん(Ureshino Athlete代表)
下田貴志さん(Ureshino Athlete代表)

暑さでモチベーションが落ち気味になっている方におすすめなのが、ミニイベントを活用することです。e-moshicomでは、トラックやトレイル、ツアーなどさまざまなイベントの参加者募集をしています。

そんなe-moshicomを使い、イベントを主催する下田貴志さん(32歳)に手記を綴ってもらいました。下田さんは、佐賀県で嬉野市役所勤務を経て、ランニングクラブ「Ureshino Athlete」を立ち上げました。市民ランナーにも自分よりも速いランナーのスピードを体験してもらいたいとオリジナルイベント「Train Games Saga」を開催しています。


********


私は高校3年の夏、甲子園予選で敗退後に駅伝部の助っ人に呼ばれたのがキッカケで走り始めました。県高校駅伝1区区間3位などを経験して、流通経済大学に進学。1年時には箱根駅伝予選会でチームトップ(62分18秒)になって、関東学生連合チームに選ばれました。この時、今も現役で走っている川内優輝さん(あいおいニッセイ同和)と梶原有高さん(ひらまつ病院)がチームメイトでした。

 卒業後は地元の嬉野市役所に就職。地元の市町対抗駅伝に誘われ、ランニングを続けているうちに私のランニング熱が再燃しました。「限られた時間でどう効率的な練習をするか」とランニングのことばかり考えて、練習するのが楽しくて仕方ありませんでした。走っている時は仕事の悩みや不満も忘れられ、リフレッシュできました。

 一時期、体調を崩してしまったことをキッカケに「ランニングを仕事にすれば、心の健康が保てるはず」と考え、退職してランニングクラブを設立。イベントを開催するようになりました。最初は人が集まるか不安もありましたが、やらずに後悔したくないと思って、この世界に飛び込みました。クラブ設立後は常に元気に仕事ができています。
 
今は平日に週3回の練習会と、週末にイベントを開催しています。私が心がけているのは、実力の差があってもできるだけ「一緒に走れる」内容にすることです。たとえば、当クラブで開催しているイベント「TrainGames SAGA」は、参加者全員が同じペースで1.3kmの周回コースを走る集団走です。毎回、距離はハーフでペースをその時々で替えています。キロ5分ペースで走る時は「サブスリーを目指している方はハーフのロング走、3時間30分を目指す方はマラソンペースの実践、サブフォー目標の方は5kmまでのチャレンジ」として、幅広いレベルのランナーが一緒に走れるようにしています。これは速いランナーの息遣いやフォームなどを肌で感じてトレーニングに取り組んでもらいたいからです。

このイベントでは昨年11月と今年5月に佐賀大学陸上部の学生たちに協力いただき、学生アスリートと一緒に走る機会を作ることもできました。イベント主催を通じて、市民ランナーのみなさんが元気に毎日を過ごせて、「成りたい自分」に近づけるお手伝いをしたいと思います。

現在募集中のイベントはこちら

九州ランナー交流会 in SAGA(7月31日(日))
ランナーなら知っておきたい「栄養講座」「姿勢づくりトレーニング」を指導。その後20mシャトルランでフルマラソンのタイム予測を行います。九州のランナー同士で交流しましょう!

受付:7月18日(月)まで
価格:2,000円
お申込みは こちら

他にもモシコムではたくさんのミニイベントが開催中。
近くで開催されているイベントを検索してぜひ参加してみてください。



ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る