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【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 05】「ねじれに強い」腹筋をつくって左右差を補正!

2022年7月11日

「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!


PART5 故障の原因にも!? ランニング時の「ねじれ」を抑える筋トレをプラス!

前回のPART4でお伝えした、ぽっこりを減らし、粘れる走りもゲットする「4つの腹筋」を鍛えるトレーニングは試していただけでしょうか?

今回紹介するのは、上記にさらにプラスしてランニング前に行いたいメニューです。ポッコリ腹にもばっちり効かせつつ、上半身を安定させ、ランニング時のねじれに強い筋肉をつくります。

身体のねじれは、以下のチェックで簡易的に知ることができます。


★CHECK1
鏡の前に立ち、腰の左右の出っ張っている骨(腰骨)をつかみます。
骨盤を正面にキープしたまま、指の位置から左右の高さをチェックしてみましょう。左右のどちらかだけ下がって感じませんか?

★CHECK2
両足を骨盤の幅に開いて立ち、ゆっくり前屈していきます。地面に向かって下ろしている指先の位置は左右均等な高さになっていますか? どちらかだけ下がっていませんか?


以上2つのチェックのどちらかで左右差を感じたら、ふだんの生活では自覚しづらい身体の「左右差」が浮かび上がっていると言えます。

左右差は、故障の原因、そしてぽっこりお腹の要素である脂肪のつきやすさの原因にもなるもの。筋肉の使い方のクセや背中の張りがその要因になっていることがあります。これらの補正の要素も含めた、以下の筋トレを取り入れてみましょう!


◎やり方

1.うつ伏せの姿勢になり、両脚を閉じ、まずは両ひじで身体を支えます。このとき、頭からかかとまでが一直線になるイメージで。

2.片手ずつ手のひらを床に着き、左右のひじをグンッとまっすぐにし、腕立て伏せのポーズになります。リズムよくこの1~2の動作を繰り返します(左右のひじの、伸ばす順番を入れ替えながら10~15回)。

★ポイント
・前回のPART4の2つのトレーニング後にプラスして行うと効果的!
・動作の間は腹を凹ませ続けることを意識して。
・膝は曲げない、お尻が出っ張らないように注意!


イラスト/庄司猛





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