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骨密度の増加の効果が高い競技のひとつにサッカーがあります。
これは走るのに加えて、ジャンプやストップ&ゴーのように骨への衝撃度が大きい動きが多く含まれる競技だからです。
骨を丈夫にするという意味から、ランナーにおすすめしたいのは、練習前後などに縄跳びをしたり、ランニング中の信号待ちの時間を利用してジャンプ運動を行うことです。
垂直方向にジャンプして着地する動きは、着地衝撃を骨にダイレクトに伝えるため、より効果的に骨の「たわみ」を発生させることができます。
このような、大きな筋力を動員する運動を短時間でも行うと、成長ホルモンが分泌され、肝臓で「IGF-1(インスリン様成長因子-1)」がつくられます。
それが骨に作用して骨細胞を活性化し、骨の成長を促すのです。
ランニングでも、平坦なところだけでなく、アップダウンのあるコースを取り入れることも、骨の成長のためには有効です。
上り坂では筋肉への負荷を増やすことができ、下りでは速いスピードに対応する動きづくりのトレーニングにもなります。
こうした運動を積極的に取り入れることで、骨の健康と同時に、ランニングのパフォーマンスアップにもつながります。
ぜひチャレンジしてみてください。
※月刊ランナーズより抜粋
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