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【ランニングは最高のアンチエイジング 24】ランニングの着地衝撃は、絶好の骨トレだ!

2022年6月21日

ランニング中、脚には体重の3~4倍の着地衝撃がかかると言われます。
フルマラソンのレースでは、筋疲労による終盤の失速につながる悪者のように扱われますが、骨にとっては骨密度を高めて丈夫にしてくれるトレーニングになります。

着地衝撃によって負荷がかかると、骨にはわずかな「たわみ」が生じて電気が発生します。
この電気は血中のカルシウムイオンを引き寄せて、衝撃のかかった骨に沈着させる働きをもっているのです。
これによって、食事で摂取したカルシウムを効率的に骨に取り込むことができます。
走って「骨をたわませる」ことで、骨密度が増加するというわけです。

骨は成長期に活発につくられ、20歳代でピークを迎えます。
40歳代くらいまではおおよそ一定し、その後は年齢とともに減少していきますが、骨は成長期が終わっても「リモデリング」という代謝を繰り返していて、中高年であっても1年間に20~30%の骨が新しい骨に入れ替わっています。
ランニングなどの運動を無理のない範囲で継続して行うことで、年齢を重ねても健康な骨を維持することが可能なのです。


※月刊ランナーズより抜粋




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