![]() 写真/小野口健太
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2月13日(日)に「ランナーズフルマラソンチャレンジ2022 in国営昭和記念公園」が5km周回コースで開催されました(主催:クラブR2東日本)。
同大会は「2021フルマラソン1歳刻みランキング」対象大会。制限時間は3時間30分です(出走304人・完走230人・完走率75.6%)。
特徴はMCC(マラソンチャレンジカップ)に加盟する日本陸連公認コースで、ゴール予定タイム2時間30分から3時間30分までの10~15分間隔でペースメーカーがいることです。そのためスタートしてからは集団走行するランナーが大半でした。
また、スタート直前までトイレに行けることに加えて、スタート直後の混雑がありません。レースの途中から冷たい雨が降るコンディションでしたが、参加者からは「記録を狙うに適した大会だった」「フルマラソンの途中でトイレに行かなかったのは初めて」などの声が聞かれました。
ランナーズ本誌で「日本最速市長」として紹介したことがある大阪府河内長野市の島田智明市長(52歳)は2時間57分34秒で"人生初のサブスリー"を達成。レース直後のインタビューでは「日頃からトレーニングしているランナーばかりで独特の緊張感があり、とてもよい雰囲気でした。都市型マラソンも面白いですが、"記録狙い"に特化したこのような大会もよいと感じました」と語りました。
この大会を立ち上げたのは、アールビーズで2019年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)や昨年開催された東京オリンピックパラリンピックを担当した岡嶋智己(37歳)。少し先になりますが、本誌5月号(3月22日発売)では岡嶋の開催記を掲載。"記録狙い"に特化した日本陸連公認コース、という新コンセプトの大会から"Withコロナ""afterコロナ"のマラソン大会について考えます。
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![]() 本大会で本格運用を開始したサイネージ看板では距離表示やランナーへの応援メッセージを状況に応じて切り替えながら表示
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![]() My給水が設置できる
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![]() 大阪府河内長野市の島田智明市長(52歳)
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![]() 2時間18分36秒で優勝した大橋秀星選手にはMCC大会新記録として賞金30万円が授与された。大橋選手は専修大学で箱根駅伝に出場、実業団JR東日本に所属した経験を持つ(現在は小平市職員)
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![]() ペースメーカー陣
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
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【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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