![]() 写真/小野口健太
|
5km走の記録向上は、フルマラソンの記録向上に直結します。
5km走の記録を向上させるためには「失速せずに走り切るためのペースコントロール力」と「日々のランニングにおける定期的なスピードアップ」が重要です。
スピードアップの距離が、50m、500m、1kmであれば、肩に力を入れながらスピードを上げても維持できるかもしれませんが、5kmでは不可能です。
そこで「5km走」のお勧めの走り方は、普段のジョグより少しピッチを上げる程度の感覚で走り始め、だいたい3分の1程度通過した地点で余裕があれば、さらに腕を素早く振る意識をもつことです。
これにより「過度なオーバーペース」と「力を温存し過ぎて不完全燃焼」になることを防ぐことができます。
苦しくなってからはピッチと腕振りのリズムを落とさないように意識します。ピッチ数が著しく低下しなければ「大失速」になることはないからです。
残り500mを切ってからは「いける!」と感じるところからラストスパートをかけましょう。
最後にスパートをかけて、もう一段スピードを上げるのは、トレーニング効果を高めるという意味でも大きな意味があります。
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。