|
1年延期して開催された、「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」「東京 2020 パラリンピック競技大会」が終了しました。
最終日の9月5日(日)には、新国立競技場を発着とするコースでパラリンピックのマラソンが行われました。
種目は「T12…視覚障がいクラス(男子/女子)」「T46…上肢切断・上肢機能障がいクラス(男子のみ)」「T54…車いすクラス(男子/女子)」の3クラス5種目です。
パラリンピックの長距離種目で活躍したのが、過去に「ランナーズ賞(公益財団法人ランナーズ財団主催・選考委員会委員長 増田明美)」を受賞した和田伸也さん(44歳)と西島美保子さん(66歳)です。
16年にランナーズ賞を受賞した和田伸也さん(44歳)は5000m(T11=全盲)で銅メダル、1500m(T11=全盲)で銀メダルを獲得し、マラソン (T12=視覚障害)では9位に入り、「全盲」のランナーではただ1人の完走を果たしました(マラソンは全盲と弱視のランナーが同じクラスとなる。)
和田さんは大学2年時に網膜色素変形症により視力を失い、29歳でランニングを始め、2008年に走った2度目のフルマラソン(福知山)で初サブスリー。現在は商社「長瀬産業」の支援を受けながら競技に打ち込んでいます。5年前の本誌取材ではこんなことを語っています。
「全盲になった当初はもうスポーツができないと思いました。でも、ランニングを始めて多くの仲間と出会い、人生が充実しました。今は1日が24時間では足りないぐらいです」
パラリンピックに出場したランナーやその関係者はどんな挑戦をしてきたのか、9月22日発売のランナーズ11月号で詳報します。
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ12月号 10月22日発売!
さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法
フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!
短期連載 100日間でサブフォー達成最終回
最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。
東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!
東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。