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写真の俊足ランナーは研究者です!
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秋のフルマラソンで快走するために、今夏にランナーズ編集部がおすすめするのは、ここ1年で急速に広まったオンラインレースの「10K」に出場することです。
オンライン「10K」が走力アップに有効である理由を、研究者の天理大学体育学部講師の岩山海渡先生(38歳)はこう語ります。
私はフルマラソン1週間前に10Kを思い切り走るのがお決まりで、10Kのタイムが良い時はフルの結果も良い傾向があり、2つの種目のタイムには相関関係があります。経験則だけでなく、10Kは最大酸素摂取量を高めるのに適した距離であると示された論文も出ています。
また、「レース」と「練習」では「レース」の方が速いタイムが出ると論文で示されており、他人と競うことでポジティブな気持ちになることが理由として考察されています。オンラインレースは「物理的&視覚的」には1人ですが、「心理的」には他人と競うレースを走っている状態でポジティブな気持ちになっています。このような時に走力向上の効果が得られるのかは、私が知る範囲では先行研究はないですが、想像力を膨らませ、ライバルを意識することで、感情が感化されていることは間違いないので、オンラインレースならではの走力向上効果はあるでしょう。
岩山海渡先生
天理大学体育学部講師・博士(スポーツ医学)
筑波大学大学院卒。国立スポーツ科学センター(JISS)研究員を経て現職。
フルマラソン2時間20分16秒の記録を持つ。1982年生まれ、北海道出身
現在発売中のランナーズ8月号には、岩山先生が分析する「10Kレース」について全文掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。またTATTAサタデーランでは(参加費1500円)で「オンライン10K」を走ることができます。
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