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日本人がホノルルマラソンを走るようになったのは、アールビーズ(当時は株式会社ランナーズ)がツアーを組むようになってからです。
レース当日は、スタートはまだ暗い午前5時。
常夏の島とはいえ、12月の日の出前はレース用シャツパンツの上に上着が必要でした。
会場には日本ではよくあるテントなどは全くなく、もちろん更衣室もありません。
レース後の着替えはゴール地点にあるツアーテントで前日預けておくしかありませんでした。
現地の方はゴール地点に家族が迎えに来ていたりなどしていましたが、ゴール後、そのままの恰好でホテルに向かう人も見受けられました。
ランナーズ創刊編集長の下条由紀子が1980年代「ホノルルマラソン誕生秘話」を綴ります。
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