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レース前日までにできる!不安つぶし対策

2021年2月04日

マラソンレースを前にして、次々に湧き上がる不安の数々。できるだけの対策をして臨めば、安心感も違うというものです。

たとえば、コースの下見。
初めて走るコースは、距離が長く感じてしまう錯覚に陥りやすく、無駄に疲れを感じてしまうかもしれません。下見をしておくのが理想ですが、難しい場合は、大会HPに掲載されているコース動画、もしくはコースマップから照らし合わせたルートを地図検索サービスなどでチェックしてみましょう。
10km、20km、30km地点の景色や、どんな建物がまわりにあるかだけでも確認しておくと、当日走っていて心の余裕が違ってきます。

そして体調面です。
緊張して前日眠れなかったらどうしよう、と心配する人もいるかもしれません。人は横になって静かにしていれば身体を休めることができ、仮にひと晩眠れなくてもフルマラソンであれば十分に走り切ることができます。大きく構えておきましょう。睡眠薬や寝酒を飲むのはおすすめできません。

また、カーボローディングを試みて体重が増えてしまった、と心配になる場合もあるでしょう。
1kg程度であれば適性体重をオーバーしていても大丈夫です。むしろ身体が重いことで、レース序盤のオーバーペースに陥りにくいというメリットもあります。

また、レース当日の朝に確実にトイレを済ませられるかという不安の声も多いもの。
実はトイレ対策もトレーニングのひとつと言われます。日頃から、何を食べたら身体にどんな反応が出るかを知っておくよう意識しましょう。また、ロング走の練習日など、レースに似た状況で身体の反応を試すことで、トイレ問題を解決するヒントが得られるはずです。

事前につぶせる不安はひとつでもつぶし、より落ちついてレース当日を迎えられるようにしましょう!

※月刊ランナーズより抜粋




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