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いざ初めての「30km走」。速さは? 歩いてしまったら効果はない?

2021年1月18日

フルマラソン1ヵ月前程度にやっておくといいと言われている「30km走」。取り組むにあたって覚えておきたいことを押さえておきましょう。

まず、速さについては、必ずしもレースペースで走ることはありません。

サブフォーや「歩かず完走」を目指すランナーだと、通常、ジョギングとレースペースに大きな差がないからです。何より大切なのは30kmという距離、とにかく身体を動かし続けること、走り切ることを体験すること。その感覚を身体に覚えさせただけでも大きな意味があります。

距離表示のあるランニングコースが近くにない場合は、30km走と同等の効果が得られる「3時間LSD」を行うのもおすすめです。

また、30kmという未知の距離に取り組むにあたり、途中で歩いてしまうんじゃないかという不安ももちろんあるでしょう。

歩いてしまうと、もう練習の効果がないのかと30kmの途中であきらめてしまうランナーもいるようですが、そんなことはありません。自分が「もうだめだ、歩きたい」と感じるまで走り続けるだけでも、身体には高い負荷がかかっているので、スタミナはしっかり向上します。

ただ、最後まで走り続けたほうが「フルマラソン歩かず完(快)走」が近づくことは事実。
「歩いてしまいそう」という不安がある人は、後半からのガス欠を防ぐために前日から食事で糖質を多めに摂り、スタート前に入念にストレッチするようにしましょう。

※月刊ランナーズより抜粋




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