「関根花観さんにはサインをもらいました。リオ五輪の報告会で来校したときに話をするチャンスがあったんです。自分に厳しく上を目指そうという姿勢で結果を出しているので尊敬しています」
と話す、豊川高校(愛知県)女子陸上部の浅田遥香さん。同校は全国高校駅伝女子大会で歴代最多の4回優勝。3月11日の名古屋ウィメンズマラソンでは、卒業生の関根選手(日本郵政)が初マラソンながら2時間23分7秒の3位。4位となった岩出玲亜選手(ドーム)とともに、東京五輪代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得しました。
ふたりは豊川高校在学中の2012年にチームメイトとして全国高校駅伝を走っています(岩出選手が1区、関根選手は4区を走り準優勝)。また1月の大阪国際女子マラソンでMGC出場権を獲得した安藤友香選手(スズキ浜松AC)も同校の卒業生。そんな先輩たちの活躍に、母校の高校生たちも刺激を受けている様子。
「東京五輪がより身近に感じるようになりました。昨年は県予選で負けてしまったけど、今年はどうすれば全国で優勝できるか、学年に関係なく自分から行動することをテーマにしています。ウォームアップで動きが遅かったら指摘しあったり、先生から「~~しなさい」と言われてからではなく、みんなが意見するようになっています」(浅田さん)
3月22日発売のランナーズ5月号「高校陸上部訪問・希望の星」では、豊川高校が登場。マラソンで活躍する女子選手たちの原点が垣間見えるかもしれません
(ランナーズ編集部 春城)
![]() 練習後のミーティング風景
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![]() 全国から選手が集まる同校。女子は全員が寮で共同生活を送っている。写真のお皿は、寮に飾られている全国高校駅伝で優勝したときの記念品
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写真/小野口健太
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
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タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
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早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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