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【週刊ランナーズ】ウルトラマラソンの最初の一歩はマラニックがお勧め(!?)

2018年2月14日
上野で見た西郷隆盛銅像
上野で見た西郷隆盛銅像

2月12日にウルトラマラソン完走を目指すための「東京マラニック」に参加しました。

日比谷をスタートして東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリー、上野、靖国神社、東京駅と都内の名所をぐるりと回る約40kmのコースです。
キロ7分程度で走りながら途中コンビニ休憩なども挟むので、かかった時間は全部で約6時間。私は普段のジョギングよりもゆっくりだったためか、終盤はかなりの空腹と全身の重さを体感。さらに、翌日はお尻や背中が筋肉痛になり、効果を感じました。

この練習会を主催しているのは、2015年のサロマ湖100kmウルトラマラソンで6時間36分39秒の2位となった、ウルトラ・トレイルランナーの永田務さん(33歳)。「ウルトラマラソンの練習を始めるにはマラニックがお勧め」という理由を解説してくれました。
「ウルトラマラソンの練習は積み重ねが大切です。最初にいきなりやみくもに長い距離を走ってしまう人もいますが、それを繰り返すと精神的にも肉体的にも疲れて故障にもつながりやすいです。それよりも1カ月目はマラニックなどで楽しみつつ身体に長い時間動くことを覚えさせ、2カ月目から少しペースを意識したロング走をする方が良い結果につながります。私自身の場合は、1カ月目に60~70kmのジョギング(キロ4分30秒~5分)、2カ月目からキロ4分程度での50km走を行うとレースでも好結果が残せます」
また、マラニックを実践する際のポイントとしては、
「自分にとって『楽しい』と感じるポイントを何点かめぐるのがいいと思います。その際は、各ポイントをなるべく均等な間隔でつなげるようにすると、途中で1区間だけ長くて疲れる、ということが避けられます。私は新潟出身なので、今回は自分も楽しみたくて東京の名所を巡るコースにしました(笑)。マラニックで距離に慣れたらレースまでに1度は60km程度の距離を走って、給食方法など本番のシミュレーションをしましょう!」

(ランナーズ編集部 行場)

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スカイツリーも下から見上げると高さを実感
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