ランナーズonline
RUNNERS ONLINE
上野で見た西郷隆盛銅像
|
2月12日にウルトラマラソン完走を目指すための「東京マラニック」に参加しました。
日比谷をスタートして東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリー、上野、靖国神社、東京駅と都内の名所をぐるりと回る約40kmのコースです。
キロ7分程度で走りながら途中コンビニ休憩なども挟むので、かかった時間は全部で約6時間。私は普段のジョギングよりもゆっくりだったためか、終盤はかなりの空腹と全身の重さを体感。さらに、翌日はお尻や背中が筋肉痛になり、効果を感じました。
この練習会を主催しているのは、2015年のサロマ湖100kmウルトラマラソンで6時間36分39秒の2位となった、ウルトラ・トレイルランナーの永田務さん(33歳)。「ウルトラマラソンの練習を始めるにはマラニックがお勧め」という理由を解説してくれました。
「ウルトラマラソンの練習は積み重ねが大切です。最初にいきなりやみくもに長い距離を走ってしまう人もいますが、それを繰り返すと精神的にも肉体的にも疲れて故障にもつながりやすいです。それよりも1カ月目はマラニックなどで楽しみつつ身体に長い時間動くことを覚えさせ、2カ月目から少しペースを意識したロング走をする方が良い結果につながります。私自身の場合は、1カ月目に60~70kmのジョギング(キロ4分30秒~5分)、2カ月目からキロ4分程度での50km走を行うとレースでも好結果が残せます」
また、マラニックを実践する際のポイントとしては、
「自分にとって『楽しい』と感じるポイントを何点かめぐるのがいいと思います。その際は、各ポイントをなるべく均等な間隔でつなげるようにすると、途中で1区間だけ長くて疲れる、ということが避けられます。私は新潟出身なので、今回は自分も楽しみたくて東京の名所を巡るコースにしました(笑)。マラニックで距離に慣れたらレースまでに1度は60km程度の距離を走って、給食方法など本番のシミュレーションをしましょう!」
(ランナーズ編集部 行場)
レインボーブリッジは走って渡る
|
スカイツリーも下から見上げると高さを実感
|
ランナーズ1月号 11月22日発売!
新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?
フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。
「マラソン大会の応援」は人を元気にする!
ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。
フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!
どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!
本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。