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「ゴールできないかもしれない・・・・・・」初めてリタイアの文字が浮かんだ。
12月11日(日)、さのマラソンに3月末から完治していない足底筋膜炎のまま出場。実は昨年もエントリーしていたが、うっかり電車で寝過ごしてしまい終点の東武日光にて「観光ラン」に予定を変更した。
今年こそ!と思い、迎えた当日。目標は自己ベストから15分の余裕のある3時間45分。ハーフまでは予定通りのペースだったが、22㎞から急に右脚に力が入らなくなり大失速。「制限時間内に完走できるだろうか……」と思ったが、これまで会ってきた多くのランナーの「フルマラソンは歩いてはいけない!」という言葉が頭に浮かび、「絶対に歩かない。リタイアもできない。限界まで頑張ろう!」と思い直し、「苦しいのは気のせい」と念じながら、地を這うようなペースで走り続けた。
29㎞地点でサブフォー集団に追いつかれ「まだサブフォーはできるかも!」と希望が湧くと、驚いたことに32㎞過ぎで右脚の感覚が戻ってきた。
幸い、サブフォー集団の背中がずっと見えていたため、諦めずに追い続けて3時間58分でフィニッシュ。「もうだめだ」と思ってから持ち直すことができたのは、「歩いたら絶対に後悔する」という気持ちがあったから。フルマラソンは奥が深いと改めて実感しました。
1月22日発売の3月号では特集「フルマラソンで歩いてしまうを解決!(仮)」を予定しています。レースで歩いてしまったことがあるランナーは必見!!
(ランナーズ編集部・ 大平かおる)
23km地点付近。コースはのどかな田園風景が続く
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