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プレイバックランナーズSince1976 マラソン1カ月前から速くなれるトレーニング⑤

2026年1月01日

マラソン1カ月前から速くトレーニング実践法一覧

前ページまでに紹介した21のトレーニングとコンディショニングの詳細を掲載します。


① 1週間集中筋トレ

1日目に腕立て伏せ(6回×3セット)→3日目に腹筋(ひざを曲げて上体を起こした姿勢で30秒キープ×5セット)→5日目にスクワット(15回×3セット。10kg程度の重りを持ってもOK)→7日目は3種目を半分程度のセット数で行う。2、4、6日目は前日鍛えた部位のストレッチを行い、筋肉痛になっているか確認。これを1サイクルとして、レース1週間前まで計3サイクルにするのが理想。


②週末ドカ走り

週末2日間で計31km以上走る。例えば「初日30km走+2日目5〜10kmジョグ」「ハーフマラソン出走の前日または翌日に10km以上ジョグ」「初日1km×3〜5本スピード走+2日目25〜30km(3時間30分以内を狙う人にお勧め)」など。


③ 本番1週間前の猛トレーニング

マラソン1週間前にハーフマラソン出場、峠走、週末セット練習などの頑張るトレーニングを行う。
注意点は
①一度に走る距離をレース前4週間以内で最長にしない
②未経験の練習は行わない
③1週間前から走行距離は減らしていく


④ レース1週間前のダウンヒル(下り坂)走

10%前後の斜度の坂をかけ下る(箱根駅伝6区のイメージ)。距離は7kmまで。レースペースよりやや速めで、フォームが多少乱れてもいいので斜面と身体が90度になるようにする。


⑤ 本番4日前スクワット

手は腰に当て、脚は肩幅に開き、姿勢を正す。ひざは頭より前に出す。脚は90度以上に曲げずに、回数をこなすことを重視する。リズミカルに500〜600回が目安。


⑥ 2週間前のロング走

順調に練習が積めた人はマラソンの目標ペースで25km走る。ペースダウンせずに完走できた場合は、本番もそのタイムで走って良い。25kmまでに失速したら目標の修正が必要。トレーニング不足の人は1Pの表を参考に。


⑦ 5km全力走

信号のないコースで5kmを全力で走る。走り慣れていない場合は、ジョギングより速く走り出し、余裕があればペースアップしていく。月例マラソンなどを活用しても良い。


⑧ 60分間ダウンジョグ

計5km以上のポイント練習(スピード走やペース走、ロング走)を行い、その後60分間のダウンジョグをする。ダウンジョグはペースを気にせずゆっくり走る。疲労困憊の人は早歩きでもOK。


⑨ 15kmビルドアップ走

マラソン2週間前に目標ペースから走り出して、5kmと10kmでペースアップするビルドアップ走を実施する。設定タイムは下表を参照。



⑩ 2〜3週間前のハーフ全力走

マラソン2〜3週間前にハーフマラソンを全力で走る。この影響でオーバーペースにならないよう、レースまで2週間を切ってからはレースペースの練習を何度か入れてペースを身体に覚えさせる。


⑪ 100mダッシュ×5本

リラックスしながら軽く息が弾むぐらいのペースで100mダッシュを5本する。間はジョギングでもウォーキングでも良い。


⑫ フォーム改善ストレッチ&筋トレ

2日に1回、以下の4種目の筋トレとストレッチを行う。いずれも1セットでOK。
①腸腰筋ストレッチ(イラストの姿勢で息を吐きながら片脚20秒ずつ静止)
②ランジ(立った状態からイラストの姿勢になり、2秒経過したら元の位置に戻り、逆脚で同様に行う。左右計20〜30回)
③カニ歩き(臀筋を触りながら腰を落とし、真横に5歩進む。次は反対側に5歩進む)
④腕振り(脚を前後に開いて1分間で180〜200回腕を振る。脚を逆にして同様に行う)



⑬ テーパリング

1カ月前から徐々に走行距離を減らしていく。2〜1カ月前の月間走行距離別の減らし方は前半ページの表(週間走行距離は月間走行距離÷4で計算)。


⑭ 肝臓の疲労抜き

以下を心がけて肝臓のケアをする。
①何も食べない時間を8時間以上つくらない
②アサリ、シジミのみそ汁を飲む
③雑穀米や発芽玄米を混ぜてお米を炊く
④ストレスのない範囲でお酒を控える
⑤魚介スープや寄せ鍋を食べる


⑮ カーボローディング

古典的方法:レース1週間前にオールアウトし(疲労困憊まで走り)、糖質が少ない食事を3日間とってから、高糖質食に変える。
改良法:日常の食生活を続け、3日前頃に高糖質食に変える。


⑯ 1kg痩せて3分速くなる

前半ページの公式をもとに、エネルギー収支がマイナスになるようにする。例えば50kgの人が毎日摂取カロリーを150kcal減らし、4km多く走り続ければ、20日間で1kg痩せる計算となる。


⑰ 毎日15分早く寝る

レース1カ月前は毎日15分早く就寝し、睡眠の質を高める以下の方法も実践する。
①帰宅後照明を暗めにする(可能なら暖色系に)
②入浴は就寝1時間半前までに
③就寝時に照明を消すなど暗くする
④アイマスクなどを使って首、仙骨、目、耳の中を温める


⑱ 肩、腰をほぐす

肩のほぐし方は前ページイラストのように、手の甲を腰にあて、ひじがなるべく身体の前方にくるようにする。肩、肩甲骨が伸びていることを感じながら20秒以上静止。姿勢は真っすぐ。毎日1回以上実施。
腰はテニスボールで背骨に沿って筋肉をほぐす。仰向けの姿勢で、イタ気持ちいいところでグリグリする。慣れてきたらボールを2個にする。10分程度。


⑲ 呼吸を整える過ごし方

起床直後に5〜10秒かけて息を吐きながら、胸郭を押し広げる→デスクワークの合間に上体反らし(いすと背中の間にタオルを挟む)、大胸筋と首の付け根を指圧して凝りをとる→走らない日は息をリズミカルに吐きながら縄跳び1分×3セット→入浴時は脚をさする


⑳ 疲労要因を排除する生活

・通勤中はカバンを持つ手を左右変えながらバランスを調整・仕事中は高さ10cmの台に足を置く
・2時間に1回席を立って歩く
・同僚にレース出場を宣言
・3時間に1度水を350ml以上飲む
・息抜きにレース中の快走をイメージ
・帰宅後はPCを電源オフにして早めの就寝


㉑ 前日の行動10カ条

①翌日の予定と同じ時間に起床
②同じ時間に同じ内容の朝食をとり、トイレに行く
③翌日の予定スタート時間に合わせて3〜5分散歩、外の気温を感じる
④決して走らない、立ちっぱなしにならない
⑤昼寝しない。数分でもバツ
⑥ 今までの練習内容(日誌等)を見返す
⑦ちょっとした痛みは気にしない
⑧移動時は1時間ごとに身体を伸ばす(前泊の場合)
⑨夕食の店は予約する(前泊の場合)
⑩ホテルでは加湿器を使う(前泊の場合)





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