トピックス①
29歳以下の若者が過去最多初めて6万人突破
25年度のフルマラソン完走者数34万4782人のうち、29歳以下の若者は6万373人で、過去最多だった昨年の5万4267人を6000人以上上回った。25年度全体の完走者は前年度から8930人増えているため、増加分のほとんどが若者だと読み取れる。成人年齢の引き下げによって22年度から18、19歳もランキングに含めているが、20~29歳に限った人数(5万7963人)だけでも過去最多となる。近年は世界的に若者のランナーが増えており、その傾向が日本でも数字で表れ始めている。
トピックス②
60 歳以上の完走者数も最多
60 歳以上の完走者数は3万8037人でこちらも過去最多だった昨年を約1400人上回った。なお、04年度の同年齢区分の完走者数は5076人。22年で60 歳以上の完走者数は約7.5倍になっている。25年度は90歳以上の完走者も3人誕生。特に中野陽子さんは 女性として初めて 90代でフルマ ラソンを完走。高齢者ランナー が増えていることを象徴しているといえる。
トピックス③
人口比率1位は富山県
香川県が急上昇
各都道府県のマラソン完走者数を人口で割った「人口比率」の25年度1位は富山県1.01%。24年度に続いて唯一1%を超えており、県民の100人に1人以上がフルマラソンを走っている計算となる。同県では富山マラソンと黒部名水マラソンが開催され、近隣の石川、長野、福井でも大型大会が行われている。北陸や四国、九州が上位に並び、ベスト5までは前年度と同じ順位だった。
そんな中、注目はかがわマラソンが初開催された香川県。前年度は0.20%で36位だったが、25年度は0.44%となり、14位にジャンプアップした。
|
トピックス④
女性比率は愛知1位
岐阜が2位
25年度の完走者における女性の割合は19.7%だった。これを都道府県別に見ると、最も女性比率が高いのが愛知県の36.84%。次いで隣接する岐阜県の32.90%だった。3位の高知県が24.16%なので、この2県がずば抜けて多いことが分かる。4位にも東海地方の三重県が入っており、愛知県で名古屋ウィメンズマラソンが開催されている影響が大きく表れている。
|
トピックス⑤
サブスリーは1万3411人
60歳以上が100人超え
25年度にサブスリーを達成した人数は1万3411人だった。初めて1万人を超えたのが23年度(1万1525人)であり、そこからわずか2年で2000人近く増加している。内訳を見ると、男性が1万2999人でサブスリー達成率は4.7%、女性は412人で0.6%だった。男性のサブスリー達成率は前年度から0.3ポイントアップし、女性は変わらなかった。また、60歳以上のサブスリー達成者は男性が110人、女性が1人の計111人。前年度の80人から1.4倍近くに増加している。最年長サブスリーランナーは男性が68歳の鈴木敏弘さん、女性が67歳の弓削田眞理子さん。2人のコメントは次号に掲載する。
トピックス⑥
平均タイムが最も速いのは男性45歳、女性43歳
各年齢の平均タイムを見ると、男性で最も速いのが45歳の4時間24分36秒、女性は43歳の4時間54分24秒だった。男性で平均タイムが4時間30分を切っているのが37歳から50歳まで、女性で5時間を切っているのが43歳から56歳まで(54歳のみ5時間超え)。ランナーズでは以前「生涯ベストは47歳までに狙うべし」という特集を掲載したが、平均タイムからも多くのランナーにとって40代が記録を狙いやすいということが分かる。なお、100位のタイムが最も速いのは男性が28歳と29歳の2時間35分46秒、女性が44歳の3時間27分24秒だった。年齢に大きな差が出たのは、男性の20代は実業団選手の人数が多いためと思われる。
トピックス⑦
年齢別最高タイムが男女計28誕生
過去22年分のマラソンランキ ングで1歳ごとの最高タイムを 集計すると、25年度は「歴代1位」が28更新された(うち女性90歳は新規)。 男性では23歳の平林清澄選手(2時間6分11秒)や70歳の松平進さん(3時間4分42秒)、89歳の小口 親司さん( 4時間42分13 秒)など。女性では19歳の小田美月さん(2時間38分 36秒)、 83歳の木村僖乃さん(4時間47分13秒)など。なお、男性66歳の高橋英雄さん(2時間 42 分 52 秒)、女 性 57 歳の山田千秋 さん(2時間 9分35 秒)、 58歳の益田美砂子さん(2時間48分50秒)は、それぞれ2時間50分切り の最高年齢を更新している。
|
トピックス⑧
直前エントリー可能な
小規模公認マラソン増加
25年度のランキング対象大会は前年度から16増えて過去最多の108となった。この大きな要因となっているのが、元実業団選手の八木勇樹さんが開催している「THE CHALLENGERACE」シリーズ。東京・荒川河川敷や横浜、大阪などで行われている5㎞や10㎞、ハーフとフルが同時スタートの日本陸連公認レースで、25年度は36大会が対象となった。フル部門の完走者数は100人以下が多い小規模ながら、レース数日前までエントリー可能という点も特徴となっている。
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!
脳のリミッターをはずして速くなる!
「僕は脳のリミッターをはずすことができるから、力を出し切れる」。1月のニューイヤー駅伝で22人を抜いたプロランナー・吉田響選手はそう語ります。「失速の原因は脳がブレーキをかけること」という理論を度々取り上げてきた本誌は今回、吉田響選手に「吉田流・脳のリミッターのはずし方」を徹底インタビュー。ランナーの実体験から、ランナーが脳のリミッターをはずして持てる力を最大限に発揮する方法を学びます。
ジョグジョグが聞く、教えて! あなたのMy Run, My Peace
純烈・後上翔太
50周年記念キャラクター・ジョグジョグが、走ることの魅力を探る連載第7回。今回は、歌謡コーラスグループ・純烈のメンバーとして、全国各地の温浴施設でも数多くのステージに立ってきた後上翔太さん(39歳)。「お風呂とマラソンの相性は最高。銭湯×ランニングの親善大使になりたい」と語る後上さんのランニングライフを聞きました。
夏を制する黄金タイムは?
朝ラン vs 夜ラン
これからの時期、日差しの強い昼間走ることは、とてもではないが難しい‥‥‥。では、いつ走るかというと、候補となるのは必然的に「朝」と「夜」の2つ。本企画では、朝ラン派と夜ラン派が実践談を通してそれぞれの利点を紹介。さらに、練習効果を倍増させる方法や、「朝起きてすぐに走り出しても大丈夫?」「夜にスピードを上げて走ると、その後なかなか眠れない」などのお悩みに専門家が答えます。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。