コムラッズマラソンは他のウルトラマラソンと比べてどう違うのか?
特徴を10項目でお伝えする。
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今大会は定員2万2000人が約10時間で埋まり、当日は2万349人が出走した※。エントリー中約1万9000人が南アフリカ、約1500人が他のアフリカ各国、約1500人がその他地域のランナーとなっている。フルマラソンで2万人規模のレースは世界的に珍しくないが、ウルトラで1万人以上の規模はコムラッズマラソンだけとみられる(参考:サロマ湖100㎞ウルトラマラソンは全種目で定員計4200人)。※レースの出走にはフルマラソン5時間以内など基準がある。基準突破期間はエントリー後も認められており、エントリーできても期間内に基準をクリアできなかった人は出走できない。
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コムラッズマラソンは海沿いの都市ダーバンと標高約600mのピーターマリッツバーグ間を走る片道コース。ダーバンからスタートする上り基調のUPRUNとピーターマリッツバーグからスタートする下り基調のDOWNRUNが交互に開催される。道中のコース調整などもあり、同じ上りや下りでも年によって距離は細かく変わっている。今年は50回目のUPRUNで最大高低差約800m、累積標高約1800mだった。筋肉や関節へのダメージが大きいため、DOWNRUNの方が厳しいというランナーも。
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フィニッシュ後に受け取る完走メダルは順位やタイムによって異なっており、男女各上位10人までの「GoldMedal」、男性6時間・女性7時間を切ったランナーの「Wally HaywardMeda(l 女性はIsavel RocheKelly Medal)」、7時間30分切りの「Silver medal」、9時間切りの「Billrowan medal」などがある※。また、初めての出走から2年連続で上りと下りの両方を完走したランナーにも特別なメダルが贈られる。※メダル名は過去の名ランナーの名前などが元になっている。
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今大会では、優勝者に約900万円、2位に約450万円など男女総合10位までと、年代別3位までのランナーに、過去最高となる総額約8000万円の賞金が設定された。順位以外にも「大会新記録」「平均ペース新記録」「チェックポイントを最初に通過」などのボーナスが用意されており、男女の優勝者2人はいずれも2000万円以上の金額を手にした。
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レース中の給水所(給食所含む)は全49カ所設置されており、平均して2㎞に1回以上給水することができる。場所によってはバナナやジャガイモといった食品でのエネルギー補給も可能。なお、給水は日本とは異なり紙コップではなく、水やスポーツドリンクが入った筒状のビニール袋を渡され、それを歯などで破って飲む形式になっている。
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サロマ湖100㎞ウルトラマラソンでは10回完走したランナーに「サロマンブルー」の称号が送られるが、コムラッズマラソンでは10回完走すると「グリーンナンバー」として称えられ、翌年からは緑色のアスリートビブスで出場することができるようになる。多くのランナーがこの称号を目標としており、スタートで専用のブロックが設けられたり、グリーンナンバーだけが購入できるグッズがあるなど、様々な特典が用意されている(20回完走はダブルグリーンナンバーとなる)。今大会では新たに438人がグリーンナンバーの仲間入りを果たした。
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ウルトラマラソンとしては異例な大規模でのEXPOが開催される。今年はレース週の木曜~土曜にダーバン展示センターで実施された。レースキットの受け取りや公式ショップに加えて、スポーツメーカーやサプリメントメーカーなど約100ブースが設置されていた。屋外には飲食スペースはもちろん、その場で入れるサウナもあった。
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これまでレースの中継は南アフリカ国内のみだったが、今年は初めてYouTubeで世界同時生配信を実施。大会当日は74万2000回再生されたという。また、XやFacebookなど各SNSでもレース当日に情報を配信しており、Facebookで1060万、Instagramで480万など、それぞれを合計するとレース当日は2160万ビューを記録した。
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レース前々日の金曜日には海外ランナー限定のカクテルパーティーが開催され、海外から参加したランナーは無料で食事やドリンクを提供された(事前申し込みが必要)。レース後には海外ランナー限定のリフレッシュスペースが用意されており、ここではドリンクや軽食を受け取ることができた。
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スタート地点に近いダーバンの海岸沿いランニングコースにはレース前日の朝、ランナーがあふれる。アフリカ独特のホイッスルに合わせて歌いながら走る団体も多数見られ、人数が多すぎて真っすぐ走れない混雑っぷり。さらに、給水所や果物のエイドも登場し「今日がレース本番か」と錯覚するほどだった。
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