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100kmウルトラはレース前のアイテム選びから面白い!②

2026年4月01日

100kmを支えるアイテム 2026年版

完走のカギは装備や補給の “使い分け”

気温変化、エネルギー切れ、擦れ、脚つり――レースでのトラブルを防ぐには、目標に合わせた装備選びと使い分けが不可欠です。スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店の田中葵さんと能城コーチが、目標別・シーン別の最適なアイテムを解説します。
※商品解説は田中さん


のうじょう・ひでおさん(左)たなか・あおいさん(右)

のうじょう・ひでお (左)
サロマ湖100km優勝3回、100km日本代表6回、2014年世界選手権4位。自己ベストは100km 6時間35分52秒、フルマラソン 2時間24分46秒。住友不動産エスフォルタ所属で、現在は東京都のEBARA WAVEアリーナおおたに勤務。1976年生まれ。千葉県出身。

たなか・まもる(右)
スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店に勤務。学生時代は中長距離と競歩の選手。自己ベストはフルマラソン2時間54分46秒、100km8時間52分10秒。1980年生まれ。長野県出身。


シューズ モデル
※掲載したのはスーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店で販売されている商品ですが、売り切れる場合もあります。

シューズ フルマラソンの時より安定性が高いモデルを選ぶ


安定性が高い

■アシックス
GT-2000 14
16,500円(税込)

反発と安定性のバランスが良く、サポート性の高さが特徴のシューズです。柔らかさもあるので、序盤から無理なく自分のペースを刻みたいランナーに向いています。

■ナイキ
ナイキ ストラクチャー プラス

22,000円(税込)
安定性重視のモデルですが、高反発素材が使われているので軽快さもあります。終盤フォームの維持が難しくなってもペースダウンを抑えたいランナーにおすすめです。

■ブルックス
グリセリン マックス 2
29,700円(税込)

ソールは厚いですが、過度な沈み込みは抑えられていて安定感もあります。ウルトラ後半に起こりがちな足裏の痛みを抑えてくれるので、最後まで止まりたくない方向けです。


10時間切りを狙うランナーへ
スピードが出しやすい

■HOKA
マッハ X 3
25,300円(税込)

カーボンプレート搭載ながらペースをコントロールしやすいのが特徴です。前足部に重心を乗せられると大きな推進力を得られるため、100㎞10時間切りを狙う方におすすめです。

■On
クラウドモンスター 3
24,200円(税込)

前に転がるように重心移動を促してくれるので、あまり力を使わない感覚で走れます。後半もある程度フォームを維持できて、シューズの機能を生かせる方におすすめです。


インソールを変えてはき心地が変化

■ザムスト
フットクラフト カスタム バランス
9,900円(税込)

足型を測定してその場で作成するインソールです。アーチの落ち込みを抑え、足の機能を引き出します。はき心地も変えられます。



能城 完走目標の方は歩いたり休憩する時間が長くなります。そのため、シューズはフルの時よりも接地面積が広く、安定性重視のモデルが適しています。安定性が低いと早い段階で脚にダメージがきてしまい、後半が走れなくなりがちです。

田中 フルマラソンの延長でウルトラに挑戦する方は多いですが、同じシューズが良いとは限りません。近年は安定性重視のモデルでも高反発素材が使われているものもあり、ウルトラでも人気があります。

能城 10時間切りを目指すランナーであれば、トップモデルではないプレート入りシューズがおすすめです。そのくらいの走力があれば前足部に重心を乗せられてシューズの性能を引き出せるでしょうし、疲れてくる後半もシューズが身体を押し出してくれて楽に進めます。

田中 重心移動をアシストしてくれるシューズが増えていますが、走りやすさはモデルによって微妙に違います。店舗で素材やフィッティングを確認することで、より自分に合ったシューズを選べると思います。





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