ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
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ハーフのレースに出場したものの、1kmごとのタイムを振り返ってみると上り坂でペースがかなり遅くなります。下り坂は1km/4分~4分20秒程度であるのに対して、上り坂は5分30秒~6分10秒程度にまで下がってしまいます。走り方を改善すればよいのか、トレーニングの工夫や筋力アップが必要なのか、教えてください。 |
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上り坂を駆け上がるにはやはり脚筋力が必要です。1時間程度のジョグをする際、アップダウンのあるコースを選び、上り坂でダッシュやペースアップをして走りながら負荷をかければ、単純に下半身の筋トレをするよりも効果的です。 |
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上り坂を上るときは腕の重心を低くし、大きめに腕を振ります。上り坂では、アゴも上がりがちになるので、前傾姿勢で意識的にアゴを引きます(ちなみに下りはあまり腕を振らず、コンパクトに。ボールが坂を下るように力を抜いて)。このフォームを毎日の練習で意識的に取り入れて身体に覚え込ませ、緩やかな斜面でも無意識でそのフォームができるようにしておきます。すると、上り坂のあるレースのときも、意識せずともこのフォームで走れます。 |
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○上り坂の走り方 |
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下りのタイムを見ると、飛ばし過ぎのようです。これでは筋肉が疲れてしまい、平地や上りにも影響して本来のパフォーマンスを発揮できません。目標タイムから平地のペースを算出し、上り、下りともその10秒以内の誤差にまとめるような配分が必要です。 |
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上り坂のトレーニングとして以下のふたつを週2回のポイント練習として行っています。 |
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私もフルマラソンに挑戦するにあたり、心肺機能を鍛える必要があると思い、上り坂の克服に取り組みました。心肺機能に負荷をかける練習は様々ありますが、私の場合は単純に近所の起伏の多いコースで「上り坂は必ずダッシュ」の日をつくりました。 |
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坂の克服。それは好きになることです! ヒロさんは、上りでランナーを次々と追い抜いていますか? 練習でも坂でペースアップ(気持ちだけでも)して自分は坂が好き、自分は上りが大好きって暗示をかけてください。それで追い抜き続けると「得意だからお先~」ってなります。 |
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上りでのフォームのポイントはもちろん、そもそも下りでの走り方が悪影響しているのではという指摘に、「下りは稼ぎどころ」と考えていた質問者のヒロさんも思わず納得。レースにはトータルを見越した戦略と、対策のためのトレーニングが必要なのだということ、そして苦手に対する考え方ひとつでも、大きく改善しうるということなど、まさにマラソンの面白さを教えてくれる回答が多く寄せられました!
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このコーナーでは、ランナー同士が気軽に情報交換できるRUNNETの人気Q&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」より注目のQ&Aをピックアップ!
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