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RUNNET TRAIL

トレラン・レースリポート

  • 第4回 白馬国際トレイルラン

開催日: 2014年9月14日(日)
開催地: 長野県白馬村

絶景に次ぐ絶景にただただ感動! 
ロング出場の女性ランナー3人に密着

左から原口しのぶさん、富田朝美さん、北村葉子さん。いずれもこの2,3年でトレイルランを始めた方たち。白馬国際トレイルランのファンで、今回は最も長い50kmのロングコースに出場し、大会をリポートしてくれました!
左から原口しのぶさん、富田朝美さん、北村葉子さん。
いずれもこの2、3年でトレイルランを始めた方たち。
白馬国際トレイルランのファンで、今回は最も長い50km
のロングコースに出場し、大会をリポートしてくれました!

長野県白馬村を舞台に繰り広げられる「白馬国際トレイルラン」は、出場した誰もが、まずコース上の景色の素晴らしさに驚くはず。ハードな登りも、清流沿いの柔らかな道も、白い花の咲き乱れるそば畑や、頭を垂れる稲穂、色鮮やかな気球。そして雄大な北アルプスの山々……。そんな多彩な風景を楽しめる、絶景のトレイルラン。
沿道から応援してくれる人たちの暖かさ、美味しい食べ物いっぱいの私設エイド、そこかしこにある手作りの応援幕。山頂まで応援に来てくれる地元のヒトたちや、暑さの中、水をかけてくれる子どもたち、スタート・ゴールの圧倒的な応援……。
「日本一楽しい大会!」を掲げた白馬国際トレイルラン、50kmのロングコースに出場した3人の女性ランナーを中心にレースの様子をリポートします!


スタート! 選手はもちろん、応援も、報道も最高の盛り上がり
スタート! 選手はもちろん、応援も、報道も最高の
盛り上がり
地元の応援の太鼓演奏
地元の応援の太鼓演奏
青い空と黄色い気球と。スタート直後からよい景色。この日はとってもよく晴れて暑かった!
青い空と黄色い気球と。スタート直後からよい景色。
この日はとってもよく晴れて暑かった!
まだそれほど登っていないのに、いきなり雲海! その上の山の稜線と白い雲。美しい!
まだそれほど登っていないのに、いきなり雲海!
その上の山の稜線と白い雲。美しい!
このあたりは牛を放牧しています。牛さんの落とした地雷に注意
このあたりは牛を放牧しています。牛さんの落とした
地雷に注意
みんな黙々と上を目指して歩く、歩く! でもちょっと振り返っただけでこの景色です!
みんな黙々と上を目指して歩く、歩く!
でもちょっと振り返っただけでこの景色です!
約10km地点、気持ちのよいトレイルが続く。原口さんと北村さんが同時にやってきた!
約10km地点、気持ちのよいトレイルが続く。
原口さんと北村さんが同時にやってきた!
颯爽と走り去るふたり。まだまだ元気です!
颯爽と走り去るふたり。まだまだ元気です!
「エイドのフルーツ。皮ごと食べられる葡萄がめちゃくちゃ美味しい!食べ過ぎてお腹いっぱいになりました」(北村さん)
「エイドのフルーツ。皮ごと食べられる葡萄がめちゃくちゃ美味しい!食べ過ぎてお腹いっぱいになりました」(北村さん)

「エイドのフルーツ。皮ごと食べられる葡萄がめちゃくちゃ美味しい!食べ過ぎてお腹いっぱいになりました」
(北村さん)


こちらは漬物。レース中は塩分がほしくなるのでありがたい
こちらは漬物。レース中は塩分がほしくなるので
ありがたい
「私設エイドで冷えたヤクルト。生き返る!」(富田さん)
「私設エイドで冷えたヤクルト。生き返る!」(富田さん)
大声で応援してくれる村の子供たち。ありがとうね!
大声で応援してくれる村の子供たち。ありがとうね!
森の脇のそば畑を抜けて走る
森の脇のそば畑を抜けて走る
そばの花って清楚で美しいのです
そばの花って清楚で美しいのです
空と山、そば畑を眺めながら、爽やかな気持ちで走る
空と山、そば畑を眺めながら、爽やかな気持ちで走る
342段の階段が続く名所「犬の寝床」
342段の階段が続く名所「犬の寝床」
足元はふかふかした草地。が、登りがきつくて、えっちらおっちら歩いて登る。あえぐ富田さん
足元はふかふかした草地。が、登りがきつくて、
えっちらおっちら歩いて登る。あえぐ富田さん
景色が美し過ぎて走って通りすぎてしまうのはもったいない。気持ちよく歩いてしまおう!
景色が美し過ぎて走って通りすぎてしまうのは
もったいない。気持ちよく歩いてしまおう!
つらくても振り返ればこんな絶景。岩岳エイドから登った道をふりかえってみたところ。
つらくても振り返ればこんな絶景。
岩岳エイドから登った道をふりかえってみたところ。
そしてひたすら登りが続く……
そしてひたすら登りが続く……
岩岳のエイドへ到着!長い登りだった~^^ 沿道の方に、「元気そうだね!」って言われました。はい、まだこの時は元気!
岩岳のエイドへ到着!長い登りだった~^^
沿道の方に、「元気そうだね!」って言われました。
はい、まだこの時は元気!
エイド到着でもハイタッチ!まだまだ先は長いけど、もうゴールしたみたい?
エイド到着でもハイタッチ!まだまだ先は長いけど、
もうゴールしたみたい?
恒例のエナジードリンク「レッドブル」コーナー
恒例のエナジードリンク「レッドブル」コーナー
ここで一息、エネルギーチャージ! 冷え冷えを一気飲み!
ここで一息、エネルギーチャージ! 冷え冷えを一気飲み!
富田さん、早速元気に走りだす
富田さん、早速元気に走りだす
気持ちのよいトレイルが続く
気持ちのよいトレイルが続く
手作りの橋をゆっくり渡る。渓流のせせらぎに癒されつつ^^
手作りの橋をゆっくり渡る。渓流のせせらぎに癒されつつ^^
地元の子どもたちが水をかけてくれる! 暑い日にはこれがいちばん嬉しい!
地元の子どもたちが水をかけてくれる!
暑い日にはこれがいちばん嬉しい!
田園の中を走る。稲穂が少しずつ頭を垂れていました。新米食べたいナァ~と思いつつ。
田園の中を走る。稲穂が少しずつ頭を垂れていました。
新米食べたいナァ~と思いつつ。
「遠い記憶の忘れ物? コース上に見かけたリフトのようなものはなに?」(原口さん)
「遠い記憶の忘れ物? コース上に見かけたリフトのよう
なものはなに?」(原口さん)
コース上にはこんな神社も!
コース上にはこんな神社も!
見てくださいこの清流を。「少し先からラフティングの楽しそうな声が聞えてきた! 私も川につかりたーい!」(原口さん)
見てくださいこの清流を。「少し先からラフティングの
楽しそうな声が聞えてきた! 私も川につかりたーい!」
(原口さん)
大きな吊り橋!走ると揺れて、ちと怖い?
大きな吊り橋!走ると揺れて、ちと怖い?
手作り横断幕があちこちにあるのも嬉しい!「絶景ポイント」という幕があったので右手を見てみると……
手作り横断幕があちこちにあるのも嬉しい!
「絶景ポイント」という幕があったので右手を見て
みると……
見てみると、本当にいい景色! もしや、私たち、あの向こうの山を越えてきたの?
見てみると、本当にいい景色!
もしや、私たち、あの向こうの山を越えてきたの?
コース途中の湧き水。冷たくて美味しい!
コース途中の湧き水。冷たくて美味しい!
なんと、私設エイドでプロのマッサージが!! 「というわけでレース中にマッサージを受けてしまいました。ふくらはぎから下がとても硬く痛かった~」(原口さん)
なんと、私設エイドでプロのマッサージが!!
「というわけでレース中にマッサージを受けてしまいました。ふくらはぎから下がとても硬く痛かった~」
(原口さん)
最後の急な登りがふたつ!
最後の急な登りがふたつ!
ここまでくれば後一息!走りやすい道、、なんだけど、もうヘロヘロです^^;
ここまでくれば後一息!走りやすい道、、なんだけど、
もうヘロヘロです^^;
最終エイド直前! 吊り橋までエイドの皆さんがハイタッチしにきてくれました! このエイドではガリガリくんが出るとの噂が……!(リポーターが到着した時にはありませんでしたが>_<)
最終エイド直前! 吊り橋までエイドの皆さんが
ハイタッチしにきてくれました!
このエイドではガリガリくんが出るとの噂が……!
(リポーターが到着した時にはありませんでしたが>_<)
「残り2km! 川のせせらぎが優しく励ましてくれているよう」(原口さん)
「残り2km! 川のせせらぎが優しく励ましてくれて
いるよう」(原口さん)
「残りゴールまで数百メートル地点で、友達2名が待っててくれた! そして並走! 死にそうにヘロヘロだったけど頑張れた、ありがと~!!」(北村さん)
「残りゴールまで数百メートル地点で、友達2名が
待っててくれた! そして並走! 死にそうにヘロヘロ
だったけど頑張れた、ありがと~!!」(北村さん)
「一緒に走る約束は何もしていなかったけど、常にほぼ同じペースの女性と、しかもお互い初めての50km。残り10K地点からお互い感じた事がない脚の痛みに耐え、励まし合い、無事ゴールできて幸せいっぱい」(北村さん)
「一緒に走る約束は何もしていなかったけど、常にほぼ
同じペースの女性と、しかもお互い初めての50km。
残り10K地点からお互い感じた事がない脚の痛みに
耐え、励まし合い、無事ゴールできて幸せいっぱい」
(北村さん)
富田さん見事ゴール!
富田さん見事ゴール!
ゴール! 「ほぼ9時間の楽しい旅に満足!」(原口さん)
ゴール! 「ほぼ9時間の楽しい旅に満足!」(原口さん)
原口しのぶさん
原口しのぶさん(鹿児島県)

とにかく「めっさ楽しかった!」。特に新しい道とか、ふかふかなところ。3年前、白馬のHPを見るとすごい景色だったので、それに惹かれてまずミドル(35km)に参加。実際に出場してみると、身体全身が喜んでるのを感じてすっかりはまり……。今年は2回目のロング(50km)でした。いつかはUTMBに出てみたいと思っています!
富田朝美さん(神奈川県)
富田朝美さん(神奈川県)

年2回フルマラソンやウルトラマラソンに出ています。いつかトレランと思っていたところ、第1回の白馬の「絶景」をHPで見て、思わずエントリー。今回はすごく楽しかった! けど、去年よりすごく疲れて、一歳の年の差を感じてます(笑)。足がパンパンです!
北村葉子さん(東京都)
北村葉子さん(東京都)

2年前、忍野の14kmで初トレイルを体験。白馬は昨年ミドルに出場。今回の50kmは自己最長の挑戦でした。やっぱり初めての40km以降がもう未知の世界で、死にそうなくらい足が痛くて。何とか一緒の走力の友達と、励ましあいながらゴールしました。変化のあるコースで、楽しい50kmでした。

ロードを走っているランナーも
どんどん気軽にトレイルやってみて!

北村: トレランは、社交的な人が多いというか、レース中にほかの参加者と話すこと多いですよね。
富田: フルだと必死に走っているから、まずない。トレランだと「厳しいね、ここ」なんてまわりの人と話をしながらっていうこと普通です。トレランに興味があったら、勇気を出して大会エントリーしてみるといいですね。
北村: もしくはボランティアで。そこで雰囲気を味わって、友だちを作ってからという手もありますね。
原口: ボランティアをやっていると逆に元気をもらうことも多いですね。
北村: 山走るの=辛いと思ってる人が多分圧倒的に多いと思うけど、急なのぼりは走らないし、走れるところだけを走るという形なので、逆にロードをずっと走る続けるよりも大変じゃないと私は思います。景色を楽しめるので、気づいたらあっという間に10km20km走っていたという感じ。
原口: 特に白馬は景色がいいし、ホスピタリティたっぷりでおすすめ。応援もたくさんで、沿道の人たちも暖かくて。マイナスイオンもたっぷりだから。綺麗になって帰れる! 笑顔で、自然のパワーをもらえます!






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