※本記事は『ランナーズ2026年5月号』掲載内容になります。
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1964年の東京オリンピックではロシア語の通訳としてソ連陸上チームのアテンドを担当。商社マン時代は仕事一筋だったが、定年後に走り始め87歳の現在までフルマラソンに55回出走している。
3月22日のとくしまマラソンでフルマラソン出走56回目を迎える川西勇夫さん(87歳)は走歴約25年。現在は週に2回、日中にジョギングペースで自宅周辺を7~8㎞走り、月に1度、近所のジムで筋力トレーニングを続け、年数回レースに出場する(取材は3月5日)。
昭和14年(1939年)に東京で生まれ、小学校時代は学童疎開を経験、走るのが速かったことは覚えているが、特にスポーツにのめり込むことなく中学・高校と進んだ。東京外国語大学1年生のとき、学内の駅伝大会で好成績を出し陸上部にスカウトされ、400、800、1500mで学内記録を塗り替えた(中学生並の記録とご本人)。また、専攻していたロシア語の能力を買われ、『陸上競技マガジン』編集部で海外レースに関する資料の翻訳を担当して陸上界にかかわった。
大学卒業後には三菱造船株式会社に入社。入社3年目の1964年、東京オリンピックの運営側から「ロシア語が話せる人材がほしい」と打診があり、会社公認で通訳を担当した。「オリンピックではソ連チームのアテンドをしました。こうしたつながりで、定年後に日本陸上競技連盟や関東学連で総務のお手伝いもさせていただきました。箱根駅伝では運営管理車に乗っていました」
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