※本記事は『ランナーズ2026年5月号』掲載内容になります。
福岡国際マラソンは2023年から3年連続で出場している
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正崎大士さん(大阪・36歳)
マラソン2時間30分以内で走る市民ランナーを紹介する連載。今回は交代勤務の中トレーニングを積んで昨年12月の福岡国際マラソンで2時間24分30秒と5年ぶり自己新を出した正崎大士さん(大阪・36歳)です。
取材・文/吉田誠一 写真/ 石田祥一
25年の福岡国際を2時間24分30秒で走り、5年ぶりに自己ベストを更新した正崎大士さん(36歳)は自虐的に「デブランナー」と自称する。身長168cm、体重は65kg。福岡国際は62.4kgで臨んだが、2時間27分5秒だった今年2月の大阪は64.8kgだった。「エリートランナーにはお腹がポコッと出ている自分のような人はいないので恥ずかしかった。『プロレスラーかよ』という視線を感じた」
BMIは23~24の時もあり、肥満(25以上)に近い普通体重だ。「体脂肪率は怖くて測れない」。好物はパンとスイーツ。お酒は飲まない。30代になってから走り込んでも体重が落ちにくくなった。毎日、練習内容とともに体重(前日比も)をSNSに投稿するようになったのは自身への注意喚起のためだったが、食べ放題、おかわり自由、大盛り無料の店に入ると、家族が引いてしまうほど際限なく食べる。しかし、それでもサブ2.5で走れるのだからユニークだ。「食べ放題だと元を取りたくなる。5年前に2時間25分40秒を出した時は59kgだったが、そこから歯車が狂い始めた」
小中学校で野球、高校ではラグビーをしており、当時の体重は70kg。鉄道会社に就職後、同僚の影響でマラソンに挑むようになった。初フルの12年紀州口熊野で3時間27分31秒。16年の神戸で2時間52分14秒を記録し、サブスリーを達成した。
当時はランナーのブログや小出義雄さんの書籍『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』を参考にして練習していた。その後も試行錯誤し、閾値走と急坂ダッシュを柱とするスタイルに落ち着いた。
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