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【マイトレーニング】日本一速い34歳消防士ランナー

2026年6月01日

※本記事は『ランナーズ2026年8月号』掲載内容になります。

24年東京マラソンを走る榎本さん(写真左)
24年東京マラソンを走る榎本さん(写真左)

閾値走重視のトレーニングでフルマラソン2時間15分

榎本大修さん(東京・34歳)
マラソン2時間30分以内で走る市民ランナーを紹介する連載。今回は今年3月の東京マラソンで
2時間15分37秒の自己ベストをマークした榎本大修さん(東京・34歳)です。

文/吉田誠一 写真/ 軍記ひろし


「走行距離が延びたことで疲労耐性が向上。練習の質と量が上がっても疲れない」

「日本一速い消防士」と推定される東京消防庁に勤務する榎本大修さん(34歳)は24年の東京マラソンで2時間20分58秒、25年に2時間17分45秒、今年は2時間15分37秒と着実に自己記録を更新している。

仕事が24時間勤務で不規則なことと、6歳と3歳の子どもがいる家庭環境のため、練習は夜勤明けを除き、早朝に1人でこなす。午前4時半前の起床で、軽いストレッチ後、近隣を走る。ロードを走るのはポイント練習だけで、あとは脚の負担を考慮して芝地、クロカンコースとスポーツジムのトレッドミルで走る。通勤に時間を要するため、6時半には練習を終え、プロテインとバナナ、おにぎりなどをとって家を出る。

夜は家族との時間とし、走らず一部練習にとどめる。「妻の深い理解なしに、いまの自分はない」。感謝を込め、週に1度、「妻のフリータイム」を設けることをマイルールにしている。

練習ではジャック・ダニエルズの理論と昨年の本誌8月号で紹介したノルウェー方式を練習に落とし込み、走行距離のアップと中強度の閾値走主体の練習で成果を挙げてきた。「昨年は1日で2回、中強度のポイント練習をこなす二重閾値走を4〜5回試したが、翌日の疲労感が強くて自分には合っていないと感じた。いまは2日連続で閾値ペースの練習をこなすなど、自分でアレンジして結果が出ている。以前は月間走行距離が300km程度だったが、現在は約500km走る。いまのほうが疲労耐性が向上し、ポイント練習の回数を増やしても疲れない。レース終盤もペースが維持できるようになった」





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