中継所前で転倒する平成山岳会の上田瑠偉選手(写真/軍記ひろし)
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第51回富士登山駅伝競走大会が8月2日(日)、静岡県御殿場市で開催されました。コースは御殿場市陸上競技場をスタートし、富士山頂で折り返して同競技場に戻る、標高差3199mの全長48.19km。6人の選手で、往路と復路の全11区間でタスキをつなぎます(6区の選手以外、1人2回走る)。
今大会は一般の部と自衛隊の部を合わせて105チームがエントリーしました。一般の部の平成山岳会(東京)は、3時間50分39秒を記録し、自衛隊の部を含む全チームのトップでフィニッシュ。初の総合優勝を果たしました。
7区から8区へタスキを渡す平成山岳会の上田瑠偉選手(写真左)と吉野大和選手
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一般チームが総合優勝したのは、大東文化大学が制した1989年大会以来の37年ぶりでした。一般の部と自衛隊の部に分かれた現在の制度が始まった2005年以降では、初めてとなりました。
前週の富士登山競走の山頂コースで2連覇を達成した上田瑠偉選手は、5区と7区に出走。標高差1017mを駆け上がる5区で45分8秒の区間賞を獲得し、チームの総合優勝に貢献しました。
「監督からは総合優勝を狙おうと言われていましたが、9連覇中の滝ケ原自衛隊の強さも知っているので、まさか勝てるとは思いませんでした。
富士登山駅伝は今回が初めての参加。コースは何度か走ったことはありましたが、下りでこれだけのスピードを出すのは初めてでした。バランスをとるのが難しく、今日は2回転倒してしまいましたが、総合優勝できてとてもうれしいです」
初の総合優勝となった平成山岳会(写真/軍記ひろし)
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一般の部でチーム3位となったSC丹澤秦野は、6区のケセテ・ハブテシオンさん(28歳)が、40分50秒で区間賞を獲得。ケセテさんはアフリカのエリトリア出身で、星槎道都大学への留学を機に来日し、卒業後は神奈川県内で働きながら競技を続けています。
「大学時代はトラックを中心に走っていて、5000mのベストは14分19秒です。2年ほど前からトレイルランニングを始めて、日本のレースにも出場しています。練習は追い込むタイプではなく、月間走行距離300km前後。今回初出場で、後半はかなり力を絞り出して走りました。
富士山はランナーだけでなく、日本人にとって象徴的な存在。この大会で区間賞を獲れてうれしいです」
富士山は練習でよく走ると語るケセテさん(写真/軍記ひろし)
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大会結果
【一般の部】
1位 平成山岳会(3時間50分39秒)※総合優勝
2位 チームきびだんご(3時間58分57秒)
3位 SC丹澤秦野(4時間2分43秒)
【自衛隊の部】
1位 御殿場・滝ケ原自衛隊(3時間52分46秒)
2位 留萌自衛隊(3時間57分49秒)
3位 第1空挺団(3時間58分31秒)
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