月間120kmで3時間21分22秒のベストを持つ人気YouTuber「福井のカズさん」
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これまでランナーズでは「走行距離を増やせば速くなる」ということを、様々な角度から伝えてきました。一方、2025年のランナー世論調査では回答者の63%が月間走行距離を「150km以下」と答えているように、仕事や家庭の事情などから走行距離を増やせない人が多いのも事実です。そこで、現在発売中のランナーズ6月号では「月間100kmで速くなる方法」を特集しました。ここではその中から、実際に「月間100km前後」の走行距離で速くなったランナー2人の記事を紹介します。
ふくい桜マラソンに初回からゲストランナーとして出場し続けているYouTuber「福井のカズさん」こと勝村和央さん(42歳)。仕事と育児をしながら、月120km前後の走行距離で、昨年の富山マラソンでは3時間21分22秒をマークした。
学生時代は高校生で初めて50m走で10秒を切ったぐらい走るのが苦手でした。10年以上前にホノルルマラソンと大阪マラソンを走ったことがあったのですが、ちゃんと走り出したのは初回(2024年)のふくい桜マラソンにゲストランナーとして参加することになってからです。せっかくなのだからきちんとした記録を残したいと練習し、3時間40分で完走。同じ年の金沢マラソンで初サブ3.5を達成し、25年11月の富山マラソンでは3時間21分22秒まで縮まりました。
練習は2年前からほとんど変わらず、週2〜3回10km前後を走っています。動画の撮影・編集以外にも打ち合わせがあったり、プロジェクタースクリーンの製造会社代表もしているので午後6時前後までは仕事に集中。その後は9〜5歳の子ども3人に食事をつくったり、世話をしたりするのでなかなか走る時間がつくれないんです。ただ、中4日は空けないようにして早起きしたり、夜ちょっと抜け出して走ったりします。
その分、1回1回のトレーニングではジョグはせずに、マラソンより速いゼエゼエいうペースで走ります。自然にタイムが速くなり、現在はキロ4分35秒ぐらい。たまにインターバル走をしたり、月1〜2回20km走ったりしますが、10kmぐらいのペース走が練習の中心です。
その他の特徴として、年6回ぐらいフルマラソンを走っています。初回のふくい桜マラソンの際に一緒にランニングを頑張るウェブ上のコミュニティ「チームメロス」を作ったので、そのメンバーたちに会うために全国のマラソンに出場するようになりました。レース中にライブ配信もしていてけっこうな人数が見てくれるので、面白い内容にするためにほぼ全レースを本気で走っています。マラソンをたくさん走っていることと、動画配信で緊張感を持っているから、この走行距離でも後半も大きく失速しないんじゃないかと思います。
あと、週1回は筋トレしていて、ベンチプレスを100kg以上挙げられるので、グリコーゲンをたくさん蓄えられるのではないかと思っています(笑)。
徳倉達也さん (51歳・3時間12分29秒・月100km)
研修医時代に同僚と地元のレースに出るために走り出し、2003年の初マラソンは4時間42分。15年に初サブフォー、19年に初サブ3.5をして、今年の別府大分マラソンでは3時間12分29秒の自己ベストを出せました。
今は愛知県岡崎市の三河病院で院長をしており、平日は帰宅が午後9時頃になるので、走れるのは休日(金曜日と日曜日)で、月7日前後。本当はもっと走行距離を増やせるといいのですが、昨年の年間走行距離は1292kmでした。
自分でポイントだと考えているのが、走る時はほぼ毎回ハイキング用の起伏のある不整地で練習していることです。1回14km前後で、妻と一緒に走る時はキロ6〜7分、1人で走る時は4分30秒〜5分で最後3kmをビルドアップと、メリハリがついているのかもしれません。
走る距離が少ない分、隙間時間にレースのシミュレーション(コース分析やペース配分、補給計画)は徹底的に実施。精神科医という職業柄、レース中にキツくなった際のメンタル管理も得意で、それも失速しづらい要因だと思います。
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ランナーズ6月号では他にも4人のランナーの「月間100km前後で速くなった方法」を紹介。コーチや研究者による「月間100km前後で速くなるためのトレーニング」も掲載しています。多忙ランナーの方々、ぜひご覧ください。
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