ランナーズonline

新部門と賞金制度を導入! 約4000人が出走した「Mt. FUJI 100(マウントフジ100)」

2026年4月27日
「FUJI100mi」と「KAI70k」は崩落のため約1.6km短縮したコースで実施された(写真/軍記ひろし)
「FUJI100mi」と「KAI70k」は崩落のため約1.6km短縮したコースで実施された(写真/軍記ひろし)

富士山周辺が舞台となる日本最高峰のトレイルレース「Mt. FUJI 100(マウントフジ100)」が4月24日から26日までの3日間、静岡県と山梨県で開催されました。今大会は「World Trail Majors」の一つとして賞金制度が導入され、世界47カ国4470人がエントリーしました。

最長部門「FUJI100mi」(約167.0km)は24日17時から15分ごとに4ウェーブでスタート。制限時間は45時間30分で、レースは26日の14時30分まで続きました。

男子はクリス・マイヤーズ選手(アメリカ)が17時間50分13秒で優勝。川崎雄哉選手が18時間51分3秒で日本人最上位の3位に入りました。女子はリー・イン選手(中国)が22時間18分12秒で制し、日本人トップは24時間52分1秒で3位の岩崎奈弥選手でした。

FUJI100miはクリス・マイヤーズ選手(アメリカ)が優勝
FUJI100miはクリス・マイヤーズ選手(アメリカ)が優勝
日本人トップの3位でフィニッシュした川崎雄哉選手
日本人トップの3位でフィニッシュした川崎雄哉選手

マイヤーズ選手は「日本のコースマーキングはすごく丁寧で素晴らしかったです。これからもこうやって旅をして、いろんなレースに出て美しい景色を見て走りたいです」と語り、リー選手は「夜の山では霧が濃く、視界が悪かったのが一番の困難でしたが、コース上で一緒になった日本の選手たちと言葉が通じない中でお互い励まし合い、唯一『シェシェ(ありがとう)』という言葉だけは通じ合えたことが最高の思い出です」と振り返りました。

「FUJI100mi」と「KAI70k」(約70.2km)の2部門は大会前にコース途中(山伏峠付近)で崩落があったため、距離を約1.6km短縮、累積標高を約152m減らしたコースで実施されました。大会事務局によれば、このコース変更でトップランナーのタイムは1時間程度速くなったそうです。また、今大会は新種目として「SAKUYA 9k」(8.6km)と「SAKUYA U-20 6k」(5.7km)も行われました。

SAKUYA 9kにエントリーしていたプロランナーの吉田響選手は欠場し、水口直人選手が31分44秒で優勝しました。


上位成績

◇FUJI100mi(約167.0km)男子
優勝 クリス・マイヤーズ(アメリカ) 17:50:13
3位 川崎雄哉(日本) 18:51:03

◇FUJI100mi(約167.0km)女子
優勝 リー・イン(中国) 22:18:12
3位 岩崎奈弥(日本) 24:52:01

◇KAI70k(約70.2km)男子
優勝 トレイスン・ノップ(アメリカ) 6:38:08
2位 河崎鷹丸(日本) 6:50:12

◇KAI70k(約70.2km)女子
優勝 クレア・ローズ(アメリカ) 7:15:09
3位 加藤志織(日本) 8:21:34

◇ASUMI40k(約38.5km)男子
優勝 ワン・ルーチン(日本) 2:57:53
2位 上田瑠偉(日本) 2:59:19

◇ASUMI40k(約38.5km)女子
優勝 秋山穂乃果(日本) 3:24:03

◇SAKUYA 9k(8.6km)男子
優勝 水口直人(日本) 31:44

◇SAKUYA 9k(8.6km)女子
優勝 カン・ヒョンジ(韓国) 35:36
2位 上田絢加(日本) 36:05

◇SAKUYA U-20 6k(5.7km)男子
優勝 村木柚太(日本) 24:17

◇SAKUYA U-20 6k(5.7km)女子
優勝 岩井 優(日本) 31:18

※FUJI100とKAI70kはコース変更のため表記より約1.6km短縮



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


脳のリミッターをはずして速くなる!

「僕は脳のリミッターをはずすことができるから、力を出し切れる」。1月のニューイヤー駅伝で22人を抜いたプロランナー・吉田響選手はそう語ります。「失速の原因は脳がブレーキをかけること」という理論を度々取り上げてきた本誌は今回、吉田響選手に「吉田流・脳のリミッターのはずし方」を徹底インタビュー。ランナーの実体験から、ランナーが脳のリミッターをはずして持てる力を最大限に発揮する方法を学びます。

ジョグジョグが聞く、教えて! あなたのMy Run, My Peace
純烈・後上翔太

50周年記念キャラクター・ジョグジョグが、走ることの魅力を探る連載第7回。今回は、歌謡コーラスグループ・純烈のメンバーとして、全国各地の温浴施設でも数多くのステージに立ってきた後上翔太さん(39歳)。「お風呂とマラソンの相性は最高。銭湯×ランニングの親善大使になりたい」と語る後上さんのランニングライフを聞きました。

夏を制する黄金タイムは?
朝ラン vs 夜ラン

これからの時期、日差しの強い昼間走ることは、とてもではないが難しい‥‥‥。では、いつ走るかというと、候補となるのは必然的に「朝」と「夜」の2つ。本企画では、朝ラン派と夜ラン派が実践談を通してそれぞれの利点を紹介。さらに、練習効果を倍増させる方法や、「朝起きてすぐに走り出しても大丈夫?」「夜にスピードを上げて走ると、その後なかなか眠れない」などのお悩みに専門家が答えます。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る