会見に参加したヒューマノイドと走るGMOインターネットグループ陸上部の選手たち
(左から嶋津雄大選手、黒田朝日選手、今江勇人選手、吉田祐也選手) |
4月2日、GMOインターネットグループはトップ選手の走行技術をヒューマノイドロボットに学習させる実証実験プロジェクトの発足会見を開催しました。
同社のGMOインターネットグループ陸上部と連携し、2026年ニューイヤー駅伝で優勝した選手の走行フォームを、人やモノの動作を3次元データにする技術「モーションキャプチャ」でデータ化。このデータをもとに、ロボットにトップ選手の走りを再現させることを目指しています。
現在は26年ニューイヤー駅伝優勝メンバーの嶋津雄大選手、今江勇人選手のデータを学習し、ロボットに落とし込んでいるそう。今後は25年東京世界陸上マラソン日本代表の吉田祐也選手や、「シン・山の神」黒田朝日選手のデータも取り入れて開発に磨きかける予定です。
黒田選手は「いずれ自分の走りを再現したロボットの後ろを走ってみたい。自分と同じくらいの体格の選手が、自分の後ろを走ると『走りづらい』と言われることが多い。どんな感じなのか、体感してみたい」と話しました。
同社のロボットは現在毎秒3m程度(キロ5分33秒)で走るといい、走行デモに参加した嶋津選手は「今日は自分のデータを取り入れたロボットと並走できて楽しかった。世界トップ(のロボット)は毎秒5mほど(キロ3分20秒)で走ると聞いている。今後開発が進めば、練習や大会のペーサーをロボットがする未来が来るかもしれないと思うと楽しみです」と語りました。
このプロジェクトで培われるロボット技術は、物を運ぶ、階段を上るといった複雑な動作への応用が可能になり、将来的に労働力不足などの社会課題解決にもつながるとのこと。今後は8月に北京で開催されるヒューマノイド競技大会での優勝を目標に掲げています。
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