名古屋ウィメンズマラソンを快走するフアナ・ラミレス・エルナンデスさん(写真/軍記ひろし)
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3月8日(日)、バンテリンドームナゴヤを発着点とするコースで開催された名古屋ウィメンズマラソンは1万7021人が出走し1万6526人が完走しました。
15回目の節目を迎えた今回、「走る女性」をキーワードに国際文化交流を図る特別企画として、現地で「走る民族」という意味を持つメキシコ・チワワ州の先住民族「ララムリ」(通称:タラウマラ族)のランナー、フアナ・ラミレス・エルナンデスさん(25歳)が招待されました。
ララムリは山岳地帯の過酷な地形を長距離走り続けるという伝統を持ち、2010年に発売された書籍『BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"』(NHK出版)でその名が広く知られるようになりました。フアナさんは2人の姉とともに次世代を担う先住民ランナーといわれ、昨年10月に開催されたシウダー・フアレス国際マラソンの「先住民部門」優勝という実績に基づき、今回の招待が実現しました。
フアナさんは伝統衣装のシャツとスカートを身に付けてレースに参加。スタート前セレモニーで壇上に立ち、「今日はフィニッシュを目指すだけでなく、すべての女性の夢と強さのために走りましょう」とメッセージを送りました。
前日の取材で「今回は練習通りの走りができれば2時間47分の記録が出る」と語っていましたが、ほぼその通りの快走で2時間48分25秒をマーク。ワラーチ(ランニング用サンダル)で記録したそれまでのフルマラソンの自己ベスト3時間10分を大きく更新しました。
マラソンEXPOの特別展示ブースではララムリの故郷・チワワ州に加えオアハカ州、チアパス州の伝統衣装が展示された。
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