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対話型AIサービスが広く浸透し、ランニングに活用するランナーが増えています。
1年半前からAIにトレーニングメニュー作成を指示し実践するAI起業家の吉村恭輔さん(49歳)は、今年3月のびわ湖マラソン、ふくい桜マラソンの2大会連続で自己ベストを更新(3時間49分4秒)。「AI作成メニューが結果につながった」といいます。
吉村さんはAIに練習メニュー作成を指示するにあたり、事前情報として「自己ベスト」「目標タイム」「出場レース」「ロング走をする曜日」「練習できる曜日」などの情報をインプット。その上で、毎月月初に1カ月分の練習メニュー作成を指示。そして日々、練習を終えるとトレーニングログとフォーム解析デバイスのデータを読み込ませ、フィードバックを受けるのが日課です。対話を重ねることで、提示されるトレーニング計画がブラッシュアップされていくといいます。
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吉村さんはそのほか、フォーム改善についてもAIと対話。自身の走行動画や、シューズの裏面を撮影してAIに分析を依頼することもあるといいます。
「フォームについては、AIとやり取りを重ね言語化することで、再現性が高まると感じています。たとえば、着地についてのやり取りで『右脚を出すときにおへそを右ひざの上に置く意識で』というAIの返答がありました。理解できなかったので『おへそは身体の真ん中で、ひざはおへそから斜め下にあるから、身体をよじらないとできない』と返すと、図と言葉で説明してくれ、『横から見た時の真上』と理解できました。このように対話を繰り返す中で自分で考えた言葉で『言語化』する必要があります。それによって理解が深まり、実際走った時に再現しやすくなると感じています。そういう意味でもAIとの対話は私のランニングにとってなくてはならないものになっています」
発売中のランナーズ3月号では、「走力向上にAIを活用!」を特集。吉村さんのほか、レース前の悩みを相談し91歳でニューヨーク・シティを完走した北畑耕一さん(92歳)、戦略コンサルタントとしてAIの利活用を推進し趣味のランニングにもAIを活用する宮本巧さん(29歳)の活用例を紹介しています。
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