ランナーズonline

85歳で初のマラソンランキング1位「朝練の友は牧羊犬、毎日2時間のお散歩ランの成果です」

2025年9月04日

2024年度の全日本マラソンランキング女性85歳の部で1位になった新海さん(写真/小野口健太)
2024年度の全日本マラソンランキング女性85歳の部で1位になった新海さん(写真/小野口健太)

ランナーズで連載中の、活躍するシニアランナーを紹介する「走って輝く人生100年時代」。今回は、2024年度の全日本マラソンランキング(女性85歳の部)で6時間41分53秒で初の1位となった新海清子さん(山梨・85歳)の記事を一部編集して紹介します。


********


――ランニングを始めたキッカケは?

「55歳のとき、主人の転勤に伴い山梨に引っ越してきて、知り合いもおらず寂しさを感じていました。主人が難病を患っていたので、自分が健康でいないといけないと思ったのも大きな理由です。走り始めてから気持ちが前向きになりました」

――初マラソンについて教えてください。

「56歳のときに河口湖マラソン(2012年から富士山マラソンに名称変更)を4時間40分28秒で完走しました。長期間家を空けるわけにいかなかったので、日帰りできる大会を選びました。帰宅したときはあまりにうれしくて、近所を走りまわりたいくらいでした。それから21年連続で出場しました」

――日々のトレーニングについて教えてください。

「毎朝4時に起きて、約2万歩の『お散歩ラン』をしています。走るというよりは早歩きに近いです。自宅から2km先の山まで行って、友人からボーダーコリーの牧羊犬を預かり、2時間ほど一緒に走ります。犬の引っ張る力が強くて、腕の筋トレにもなっています」

――全日本マラソンランキング1位の感想は?

「これまで2位は2回ありましたが、1位は初めてでうれしいです。マラソンを始めてから風邪をひかなくなったし、練習中にすれ違うランナーとの交流もできて、気持ちが前向きになります」

――今後の目標は?

「今年10月の『しまだ大井川マラソン』で、フルマラソンは最後にするつもりです。残念なことではなく、自分の身体と向き合って決めた結論です。来年からは10kmやハーフの大会に出ていけたらいいですね。昨年主人は亡くなってしまいましたが、いまでは大会が子どもたちとの集合場所になっていて、旅行もかねて一緒に出場しています。これからも、できるだけ長く走っていきたいと思います」


********


ランナーズ11月号では、新海さんの詳細なインタビューを紹介しています。ぜひご覧ください。



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ12月号 10月22日発売!


あなたは持っている力を発揮しきれていないかもしれない
全て撃退 “失速の落とし穴”

本番に向けて様々な新トレーニングに挑戦! ところが、もしかするとそれが知らず知らずのうちに疲労が溜まる原因になっているかもしれません。特集では、多くのランナーが陥りがちな “失速の落とし穴” を指摘します。あなたも意外な落とし穴にはまっているかも?まずは「マラソン失速の落とし穴リスト」でチェック!

長寿連載「マイトレーニング」はいつの時代も型破り

トップクラスの走力を持つ市民ランナーたちの練習や生活を紹介する連載「マイトレーニング」。1983年に開始し、これまでに登場したランナーはのべ461人。マイトレランナーと同等の走力を持つ編集長の行場(自己ベスト2時間16分台)が、紹介したランナーやトレーニングを様々な角度からまとめました。

「ゲイター」「タイツ」「アームスリーブ」新商品続々!
着圧アイテムはマラソンに効くのか!?

ゲイター、タイツ、アームスリーブ─。レース会場で見るのは当たり前になった着圧アイテム。実際、その効果はどこまで期待できるのか? 研究者、トップランナー、市民ランナーの声から探りました。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る