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「気候変動によるスポーツへの影響を減らしたい」 環境に配慮した最新ランニングシューズ増加中

2025年7月31日
イベントに参加したインフルエンサーたちと走るJorma Seabourne氏

本格的な夏を迎え、暑い日が続いています。近年の日本では地球温暖化の影響もあるのか、毎年のように最高気温の記録を更新。夏は工夫しないと走れない季節になりつつあります。こうした状況によって、環境問題は他人事ではないと感じているランナーも多いのではないでしょうか。そして、各メーカーからも炭素排出量が少なかったり植物性素材を使用している「サステナブルなシューズ」が続々と発売されています。

7月26日に東京・代々木公園で日本初上陸を記念したローンチイベントを開催した英国の「hylo ATHLETICS」はそんな環境への問題意識から2019年に生まれたブランドです。現在は、欧州を中心に約300店舗で展開。2025年より香港・マカオに続き、日本市場へ参入を開始。8月26日から第1弾のモデルhylo IMPACTを販売予定です。
イベントで商品開発最高責任者であるJorma Seabourne氏は「近年、気候変動の影響によってスポーツの試合が開催できないという状況が発生しています。パフォーマンスが高く、かつ環境への影響が少ない商品をつくりたいというのが我々のスタートでした。日本には多様な自然があり、人々はその中で走っているので、日本のランナーは環境にやさしいというコンセプトを理解してくれるのではないかと思っています」と話しました。

hylo IMPACTはアッパーに100%バイオベースの素材を使用。ミッドソールにもバイオベースの超臨界発泡窒素を注入した素材を使っており、柔らかいクッションが特徴です。Seabourne氏は「試したランナーは『空気のように跳ねているみたい』と話してくれました。今後も環境の観点から、より良い商品をより良い方法で製造していきます」


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さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
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短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

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東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
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