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7連覇の吉住友里選手は「移住して毎日試走」 富士登山競走優勝者の“攻略法”とは?

2025年7月29日

(左)男子は上田瑠偉選手が初優勝(右)女子7連覇を達成した吉住友里選手
(写真/小野口健太)

第78回富士登山競走は7月25日、山梨県の富士吉田市役所をスタートするコースで開催され、 「山頂コース」は男女ともプロマウンテンランナーが制しました。男子は上田瑠偉選手が2時間36分43秒で初優勝し、女子は吉住友里選手が3時間8分36秒で7連覇。1,734人が参加し、制限時間内完走者は768人、完走率は44.3%でした。

山頂では男女それぞれの優勝者に、この大会に向けてどんな準備をしてきたのか聞きました。


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■ハーフマラソンの走力を強化(上田瑠偉選手)
「昨年は宮原徹さんの大会記録(2時間27分41秒=2011年)更新を目指しながら優勝すら逃したので、この1年は海外遠征も控えて富士登山競走に集中してきました。出場を予定していた吉田響選手(※体調不良で欠場)や宮原さんは(自分よりも)前半のロード区間が速いと考え、春先まではハーフマラソンで1時間5分を切れるような走力をつけることに注力しました。その後はバーティカルレース(急斜面を登るレース)なども入れながら調整しました。本番2週間前には4日間の合宿で3回試走をして、1週間前に台湾でバーティカルレースを走りました。しかし、短いスパンで詰め込み過ぎたのか、今日は序盤から身体が重くて、富士登山競走の難しさを痛感しました。大会記録に遠く及ばなかったのは悔しいですが、歴史ある大会で優勝者として名を残せたことは光栄に思います」


■週2~3回は山頂まで試走(吉住友里選手)
「富士吉田に移住して6年目になります。(登山口にある)浅間神社の近くに住んでいるので、6月から夏の間はほぼ毎日富士山を登っています。週に2~3回は馬返しから山頂まで登り、下山して五合目にある佐藤小屋でアルバイトをして、また家に帰るという生活です。全区間を通して走るのは大会当日だけで、練習ではレースと同じスピードは出せないので、日によって五合目まで頑張る日や、六合目からペースを上げる日など、力を入れる区間を分けて取り組んでいます。今回は3時間10分を切りたかったので、それができて良かったです。所属先である富士山GXホールディングスの社長も応援に来てくれたので、7連覇を報告できてうれしいです。目標は10連覇です」


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