イベント後、参加者と記念撮影(前列右から3番目が木崎さん)
|
「まずは、しっかり吐き切ることが大事です。吐かないと、吸うことはできませんよ」
朝の大阪城公園に、張りのある声が響きます。ロンドン五輪と世界陸上モスクワ大会のマラソン日本代表で、現在はダイハツ工業陸上競技部のアドバイザーを務める木崎良子さんによる、走り方の指導が始まりました。
7月3日、大阪・関西万博にあわせて開催されたのは「AIMS RUNNING EVENT 2025」。市民ランナーが交流する夏のランニングイベントとして、ランニングクリニックと1.2kmランの二部構成で行われました。
午前9時15分からのクリニックには、多くのランナーが参加し、木崎さんの直接指導を受ける貴重な機会となりました。呼吸法の指導では、鼻から大きく息を吸い、口からしっかり吐き切ったあと、最後に「ハッハッ」とさらに吐き出す方法を実践。「鼻から吸って口から吐く呼吸を意識するだけで、身体の動きが変わります」と木崎さんは話し、普段のランでも実践できる呼吸の基本を伝えていました。木崎さん自身、ラストスパートでは口呼吸も使うものの、基本はこの呼吸法を心がけているそうです。
続いて、姿勢のチェックです。片脚立ちで片腕を30秒上げて、お尻にしっかり力が入っているかを確認するシンプルな動きですが、木崎さんは「背中をそらさず、肩甲骨を寄せるイメージを持ってください」とアドバイス。簡単な動作でも意識を変えるだけでフォームが安定することを、丁寧に伝えていました。
10時15分からは、1.2kmランがスタート。全力で走る人もいれば、マイペースで楽しむ方も多く、大阪城ランニングステーション勤務のお母さんと一緒に、4歳と1歳のちびっ子ランナーも走り切りました。最後は木崎さんが最後尾のランナーを励ましながら伴走し、全員がゴール。大きな拍手が起こり、会場は温かい空気に包まれました。
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ8月号 6月22日発売!
暑さは「脳」が決めている
夏ランを変える暑熱対策ギア!
日本の夏はもう暑くて走れない――。それは半分正解で、もう半分は脳のせいかもしれません。本特集では、気温50℃を超えるウルトラマラソン「Badwater 135」など極限環境でのレースを経験してきた岩本能史コーチの「脳をいかに騙すか」という暑熱対策の持論をもとに、夏のランニングを快適にする最新の暑熱対策ギアを紹介します。「暑さは脳が決めている」という脳の仕組みを逆手に取り、今年の夏を走り抜けましょう。
食と温泉とコースが魅力的
さぁ、東北を走ろう!
温泉、ご当地グルメ、自然あふれるコース——。日本の原風景が残る東北は、ランナーにとっての魅力がいっぱい!夏にも大会が開催され、これからの季節も旅ランを思いきり楽しめます。今号では大会情報やご当地ガイドで東北の楽しみ方を紹介。青森県出身の福士加代子さんら東北にゆかりのあるランナーたちにも、その魅力をとことん聞きました。
毎回同じトレーニングで速くなれる!
「速くなる習慣走」
インターバル走、ペース走、ロング走、変化走……。トレーニング情報が溢れる現代、「どう組み合わせたらいいのか分からない」「キツい練習はできない」という人も多いのでは? そんな人に向けて、「速くなる習慣走」を紹介します。登場するのは、毎回ほぼ同じトレーニングを繰り返しながら速くなっている2人のランナー。2人の実践談から、専門家やコーチが「どのようにして習慣化するのか」「同じ練習を繰り返して速くなるためのポイント」を解説します。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。