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青山学院大が箱根駅伝に強い理由 冬場は“月1ハーフ”で強化

2024年11月22日

神奈川マラソンには青山学院大から毎年10人以上の選手が参加する
神奈川マラソンには青山学院大から毎年10人以上の選手が参加する

今年も大学駅伝のシーズンが始まりました。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝、正月の箱根駅伝は「大学三大駅伝」と呼ばれますが、その中で近年の箱根駅伝で圧倒的な勝率を誇るのが青山学院大です。過去10年間で優勝が7回。なぜ青山学院大は箱根駅伝に強いのか、インタビューに応じた原晋監督は「箱根は各選手が20km以上を走らなければならないので、ハーフマラソンはいわば主戦場です」と、ハーフマラソンの重要性について語りました。

「1~3月は冬季の走り込み期に当たり、1月は高根沢町元気あっぷハーフマラソン(栃木)、2月は神奈川マラソン、3月は立川シティハーフマラソン(東京)と、月に1回ずつハーフマラソンに出場しながら走り込みます。箱根駅伝から1カ月、新体制で翌年の箱根を目指すスタート段階として、それぞれの選手が起承転結をもってハーフマラソンを走り切る力を身につけているかどうかを確かめる場でもあるのです」

なかでも神奈川マラソンは、相模原キャンパスで練習している駅伝チームにとっては同じ神奈川県内で開催される“地元の大会”です。

「前回からは自動車専用道路の高架下を走るコースに変わり、雨や日差しの影響を受けにくくなりました。防音壁のある区間は風も遮られますし、気象条件に左右されずにレースを進められるのは大きなメリットです」

原監督は大学生だけでなく、市民ランナーにも神奈川マラソンに参加することはメリットがあると言います。

「5kmごとのタイムを想定どおりに刻みやすく、好記録を狙いやすいと思います。2~3月にフルマラソンを走るランナーにとっては、トレーニングが順調に進んでいるかをレースを通じて確認できるのではないでしょうか」

さらに、神奈川マラソンは箱根駅伝を目指す大学生のスピード感を間近で感じられるのも特徴です。

「箱根駅伝の1カ月後に本学をはじめとした20校もの大学の選手と同じ舞台で走るのは刺激になると思います。以前は本学が上位を独占していましたが、近年は駒澤大、中央大、國學院大など強豪校の選手がそろうので、優勝が難しくなりました。各校の上位何人かで争う大学対抗戦にすれば、“もう一つの箱根駅伝”として盛り上がりそうですね」

2025年の神奈川マラソンは2月2日(日)に開催予定。現在エントリーを受付中で、締め切りは11月29日(金)です。

ランナーズ1月号では原監督が神奈川マラソンについて詳しく紹介しています。

青山学院大学の原晋監督(写真/軍記ひろし)



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