ランナーズonline

青空、坂道、太平洋! 記念すべき第1回大会「ひたちシーサイドマラソン」が開催

2024年11月19日

第1回ひたちシーサイドマラソンが11月17日(日)に開催され、4,396人のランナーが太平洋に張り出した国道6号線日立バイパスなど海沿いのコースを潮風を浴びながら駆け抜けました。

日立市民運動公園を発着点に市内の海岸沿いを南北に巡る、茨城県内5番目のフルマラソン大会。朝から断続的に降り続いた雨は、午前10時のスタート後まもなくやみ、ランナーが市街地を抜けて海岸線を走るころには青空が広がって、強い日差しが大海原に照りつける大会名にふさわしいコンディションとなりました。

美しいオーシャンビューに恵まれた一方で、最高気温が24℃を超える季節外れの暑さに。もうひとつの特徴である、アップダウンが連続する過酷なコースがランナーの前に立ちはだかりました。


記念すべき第1回大会の男子優勝、岡山春紀選手(2時間19分40秒、コモディイイダ)が「このコースで2時間20分を切れたことはメッチャ自信になりました」と初代王者の喜びを語れば、女子優勝の松村幸栄選手(2時間48分58秒、同)も「35km以降のアップダウンは、今まで出た中でナンバーワン。メンタルを鍛えるために出て欲しい」と初代女王ならではの言葉で大会の特徴を表現しました。


試練を乗り越えて42.195kmを走り切ったランナーからは、異口同音に「キツかった」という感想が聞かれた半面「変化に富んで楽しかった」「途切れない声援が温かかった」「特産のシラス巻きをはじめエイドが充実していた」などと、厳しさゆえに際立った魅力を語る表情が印象的でした。

太平洋に張り出した日立バイパスを走るコースは、この大会の目玉のひとつ

ひたちシーサイドマラソン2024 大会結果

出走数:4,396人
完走率:83.5%
男子優勝:岡山春紀(コモディイイダ)2時間19分40秒
女子優勝:松村幸栄(コモディイイダ)2時間48分58秒

※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る