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「ケガせず走り続けるために “4種の神器” で毎日セルフケアしています」
と語るのはマラソンYouTuberのこわだ君(27歳)。
昨年冬は3週連続でフルマラソンに出走し、9月のパリパラリンピックでは和田伸也選手の伴走を務めました(5000m4位、マラソン9位・2時間29分59秒でT11パラリンピック最速)。発売中のランナーズ12月号では、本格的に始まるマラソンシーズンに向けて、こわだ君お勧めのランナーセルフケア “4種の神器” を紹介しています。
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こわだ君がケアの大切さに気付いたのは箱根出場を目指していた神奈川大学2年のとき。ひざのケガに悩まされ、横浜市スポーツ医科学センターに通うようになり、理論や手法を学んだといいます。
「ちょうどケガなどで選手からマネージャーに転向する人と、もう一回箱根を目指す人にわかれる時期だったので、『ここで頑張るしかない』と必死でした。教わったケアをやるようになってから、ひざだけでなく、ずっと悩まされていたシンスプリントも治り、ケアの大切さとおもしろさを実感。箱根を走れるか走れないかギリギリの立ち位置だったので、人と違うことをやろうと、夏合宿では月1000km走り(身体が壊れないよう)遠征や合宿の時も暇さえあればケアしていました。そのおかげで、4年で箱根を走れたと思っています」
ケアにグッズを使うようになったのは「大学の寮で同部屋だった先輩がラクロスボールとゴルフボールを使っていて、それを真似するようになりました」
こうして生まれたこわだ流ケアグッズ “4種の神器” について、身体ケアのプロも「自分の手でセルフマッサージをやろうと思うと、無理な体勢になったり、押圧を加えることだけで疲労的なコストがかかり、また手が届く範囲も限られます。なのでセルフケアは道具と自重を使うことが大事。そして道具は使う部位によって変えることが重要です。こわだ君は部位ごとに四種の神器を使い分けており、とても理にかなっていると思います」と太鼓判(こわだ君が通うエンネ・スポーツマッサージ代表で鍼灸あん摩マッサージ指圧師の中野喜文先生)。
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ランナーズ12月号では、こわだ君がお勧めする4種の神器の使用方法を中野先生の解説とともに紹介しています。
「ラクロスボールは色んな部位に使えますよ」
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写真/小野口健太
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