![]() オランダのシファン・ハッサン(右から2人目)がマラソンで初めて金メダルを獲得
|
パリオリンピックの女子マラソンは大会最終日の8月11日に行われ、日本の鈴木優花選手が2時間24分2秒の自己新で6位に入賞しました。一山麻緒選手は2時間34分13秒で51位、1月の大阪国際で日本新記録を樹立した前田穂南選手は、8月9日に右大腿骨疲労骨折が判明したため欠場となりました(8月2日に補欠が解除されていたため入れ替えはなし)。
優勝はシファン・ハッサン選手(オランダ)で2時間22分55秒のオリンピック新記録。2位は世界記録(2時間11分53秒)保持者のティギスト・アセファ選手(エチオピア)で、ハッサン選手とは3秒差でした。
ハッサン選手は2021年の東京オリンピックでは5000m&1万mの2冠、1500mでも銅メダルを獲得して〝超人〟と称されましたが、今大会は5000mと1万mの両種目で3位に入り、女子で史上初めて長距離種目で3つのメダルを獲得しました。マラソンは最後に走った1万mからは約34時間後のスタートで、5000mの予選・決勝と合わせて10日間で62.195kmのレースを走りました。
ハッサン選手からは以前、日本のランナーに向けてメッセージをいただいています。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
https://runnet.jp/topics/report/240321.html
![]() 6位に入賞した鈴木優花選手
|
優勝 | S.ハッサン(オランダ) | 2時間22分55秒=オリンピック新記録 |
---|---|---|
2位 | T.アセファ(エチオピア) | 2時間22分58秒 |
3位 | H.オビリ(ケニア) | 2時間23分10秒 |
6位 | 鈴木優花(第一生命グループ) | 2時間24分2秒 |
51位 | 一山麻緒(資生堂) | 2時間34分13秒 |
前田穂南(天満屋) | 欠場 |
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。