ランナーズonline

パリ五輪女子マラソンは “超人” ハッサンがV! 鈴木選手は6位入賞

2024年8月13日
オランダのシファン・ハッサン(右から2人目)がマラソンで初めて金メダルを獲得

パリオリンピックの女子マラソンは大会最終日の8月11日に行われ、日本の鈴木優花選手が2時間24分2秒の自己新で6位に入賞しました。一山麻緒選手は2時間34分13秒で51位、1月の大阪国際で日本新記録を樹立した前田穂南選手は、8月9日に右大腿骨疲労骨折が判明したため欠場となりました(8月2日に補欠が解除されていたため入れ替えはなし)。

優勝はシファン・ハッサン選手(オランダ)で2時間22分55秒のオリンピック新記録。2位は世界記録(2時間11分53秒)保持者のティギスト・アセファ選手(エチオピア)で、ハッサン選手とは3秒差でした。

ハッサン選手は2021年の東京オリンピックでは5000m&1万mの2冠、1500mでも銅メダルを獲得して〝超人〟と称されましたが、今大会は5000mと1万mの両種目で3位に入り、女子で史上初めて長距離種目で3つのメダルを獲得しました。マラソンは最後に走った1万mからは約34時間後のスタートで、5000mの予選・決勝と合わせて10日間で62.195kmのレースを走りました。

ハッサン選手からは以前、日本のランナーに向けてメッセージをいただいています。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
https://runnet.jp/topics/report/240321.html


6位に入賞した鈴木優花選手

パリオリンピック女子マラソンメダリスト&日本選手成績

優勝S.ハッサン(オランダ)2時間22分55秒=オリンピック新記録
2位T.アセファ(エチオピア)2時間22分58秒
3位H.オビリ(ケニア)2時間23分10秒
6位鈴木優花(第一生命グループ)2時間24分2秒
51位一山麻緒(資生堂)2時間34分13秒
  前田穂南(天満屋)欠場


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る