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酷暑が続いています。「秋のレースに向けて走り込みたいけど、暑さや疲労で練習プランの継続が難しいかも」と悩むランナーに、60代サブスリーランナーの弓削田眞理子さんが夏の走り込みを乗り切るための「食事&休息のポイント」を解説します。
夏の走り込みの大敵は「熱中症」です。対策として私がおすすめしたいのが「牛乳」です。熱中症の予防には血液を身体の隅々まで流してうまく体温調節を行うことが重要で、その血液の材料となるのがたんぱく質だからです。
私は具だくさんの味噌汁に加えて、毎朝必ず牛乳を飲みます。そのおかげで、ここ数年はどんなに暑い時期に走っても熱中症になっていません(編集部注:牛乳が熱中症に有効という研究結果も発表されている)。夏の暑さに負けず走り込むためにも、ぜひ牛乳を飲みましょう。
次に休養です。これは何といっても睡眠。身体は練習している時ではなく、休んでいる時に強くなるのです。とはいえ、社会人の皆様は睡眠時間が少なくなることもあると思います。だからこそ、質を高めることが大切。深い睡眠になる夜11時から午前2時までは必ず眠りましょう。
「脳を睡眠モードに切り替えるためにパジャマを着る」「身体にあったマットレスを使う」など、環境も整えましょう。寝る前にスマホを見ないことも重要です。私はリカバリー専用のパジャマを着て、マットレスや掛布団にもこだわっています。ランニング用品と同じぐらい寝具にもこだわってほしいですね。走る、食べる、休むの3つを大切にこの夏を乗り切れば、強くなりますよ!
※2023年ランナーズ9月号より抜粋
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