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酷暑が続いています。「秋のレースに向けて走り込みたいけど、暑さや疲労で練習プランの継続が難しいかも」と悩むランナーに、60代サブスリーランナーの弓削田眞理子さんが夏の走り込みを乗り切るための「食事&休息のポイント」を解説します。
夏の走り込みの大敵は「熱中症」です。対策として私がおすすめしたいのが「牛乳」です。熱中症の予防には血液を身体の隅々まで流してうまく体温調節を行うことが重要で、その血液の材料となるのがたんぱく質だからです。
私は具だくさんの味噌汁に加えて、毎朝必ず牛乳を飲みます。そのおかげで、ここ数年はどんなに暑い時期に走っても熱中症になっていません(編集部注:牛乳が熱中症に有効という研究結果も発表されている)。夏の暑さに負けず走り込むためにも、ぜひ牛乳を飲みましょう。
次に休養です。これは何といっても睡眠。身体は練習している時ではなく、休んでいる時に強くなるのです。とはいえ、社会人の皆様は睡眠時間が少なくなることもあると思います。だからこそ、質を高めることが大切。深い睡眠になる夜11時から午前2時までは必ず眠りましょう。
「脳を睡眠モードに切り替えるためにパジャマを着る」「身体にあったマットレスを使う」など、環境も整えましょう。寝る前にスマホを見ないことも重要です。私はリカバリー専用のパジャマを着て、マットレスや掛布団にもこだわっています。ランニング用品と同じぐらい寝具にもこだわってほしいですね。走る、食べる、休むの3つを大切にこの夏を乗り切れば、強くなりますよ!
※2023年ランナーズ9月号より抜粋
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ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
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