ランナーズonline

パリ五輪で赤崎選手が6位入賞! キプチョゲ、ベケレ、バトオチル……ベテラン選手は苦戦

2024年8月12日
3連覇がかかっていたエリウド・キプチョゲ選手は途中棄権

8月10日に行われたパリオリンピックの男子マラソンは、日本の赤崎暁選手が2時間7分32秒の自己ベストで6位に入賞しました。大迫傑選手は13位(2時間9分25秒)、小山直城選手は23位(2時間10分33秒)でした。エチオピアのタミラト・トラ選手が2時間6分26秒のオリンピック新記録で金メダルを獲得しました。

先頭集団でレースを進めた赤崎選手は、25km地点をトップで通過。28km過ぎの上り坂で飛び出したトラ選手からは遅れましたが、35km付近まで2位争いを展開し、前回の大迫選手に続く6位となりました。なお、日本勢は3選手とも前回の大迫選手が出したオリンピックでの日本人最速タイム(2時間10分41秒)を上回りました。

3連覇がかかっていた39歳のエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)は20km手前で後退し、30km過ぎに途中棄権。トラック5000m、1万mの元世界記録保持者である42歳のケネニサ・ベケレ選手は2時間12分24秒で39位、マラソン史上初のオリンピック6大会連続出場となった42歳のセルオド・バトオチル選手(モンゴル)は完走者では最下位となる71位(2時間42分33秒)でした。


6位入賞した赤崎暁選手

パリオリンピック男子マラソンメダリスト&日本選手成績

優勝T.トラ(エチオピア)2時間6分26秒=オリンピック新記録
2位B.アブディ(ベルギー)2時間6分47秒
3位B.キプルト(ケニア)2時間7分0秒
6位赤崎暁(九電工)2時間7分32秒
13位大迫傑(Nike)2時間9分25秒
23位小山直城(Honda)2時間10分33秒


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ6月号 4月22日発売!


練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る