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サロマ湖100kmウルトラマラソンでは北海道の自然の中を走る
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6月30日、北海道でサロマ湖100kmウルトラマラソンが開催されました。北見市の最高気温は32.6℃まで上がり、3026人の出走者のうち完走したのは1780人。完走率は58.8%でした。男子は山口純平選手(27歳)が6時間10分4秒で、女子は太田美紀子選手(49歳)が7時間45分12秒でいずれも昨年に続いて2連覇を果たしました。
山口選手は国士舘大学出身の市民ランナーで、2022年の100km世界選手権銀メダリスト。今回は自身が昨年のこの大会で記録した6時間6分8秒の日本記録には及ばなかったものの、気温が上がる中フルマラソンを2時間26分台で通過。一時ペースダウンしましたが、終盤に立て直して大会歴代3位のタイムで優勝を飾りました。「ウルトラに向けて毎日25km以上走り、スピード走をする日も20kmジョグをしてから1km×5本などのメニューをしてきました。4、5月は月間1000km以上走れたので調子は良かったです。前半から攻めて途中失速してしまいましたが、最低限まとめられたと思います」と話しました。
また、太田選手は1カ月前に風邪による咳で肋骨を痛めていたといい、「ゴールすることが目標だったので、まさか優勝できるとは思いませんでした。今年からは加齢によるスピード低下への対策として、700mの上り坂ダッシュ2本を毎週水曜日に行っています」と語っていました。
※出走者数、完走者数、完走率は100km種目のもの。
サロマ湖100kmウルトラマラソンのスタート
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優勝した山口選手(601)ら序盤の先頭集団は世界記録を上回るハイペースで進んだ
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