![]() 大会新記録の2時間37分33秒で女子2連覇を果たしたのは小林香菜さん。初マラソンも富士山マラソンでした。
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今年の富士山マラソンで女子優勝を果たしたのは小林香菜さん(22歳)。昨年に続いての優勝で、2時間37分33秒は大会新記録でした。
小林さんは早稲田大学4年生で、「楽しく走れるサークル」という「ホノルルマラソン完走会」に所属しています。中学校から陸上を始め、全国大会にも出場したものの、高校ではケガで低迷。それでも「走るのが好きだった」とサークルに加入すると、走力の向上とともに熱が入るようになったといいます。
2021年の富士山マラソンが初マラソンで3時間29分12秒で完走。昨年のこの大会は2時間39分54秒で優勝しました。「卒業後は本気でやりたい」という思いが芽生え、複数の実業団に自ら連絡すると、今年の大阪国際女子マラソンで2時間36分54秒(ハーフ通過1時間11分57秒)の記録を出したこともあり、念願かなって実業団チームに内定。この夏は約10日間の合宿に3回参加し、鍛えてきたそうです。
「実業団に進むので市民マラソンに出るのはこれが最後だと思います。大会新記録が出せてよかったです」と笑顔で話していました。
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1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
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早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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