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6人で富士山山頂まで上って下る「富士登山駅伝」開催!

2023年8月07日
霧がかかる中でタスキリレー(写真/軍記ひろし)
霧がかかる中でタスキリレー(写真/軍記ひろし)

富士登山競走(7月28日)の約1週間後、8月6日(日)に静岡県御殿場市で第48回富士登山駅伝が開催されました。この大会は御殿場市陸上競技場(標高521m)から富士山山頂(3720m)までを6人・11区間で往復する全長48.19km、標高差3199mの駅伝です。山頂区間の6区を除いて1人2回走るのが特徴です。

今年は一般の部に67チーム、自衛隊の部に28チームが出場(オープンの部除く)。
一般の部で1位になったのはチームきびだんご。昨年2位の同チームは5区の山口大河さんが区間賞の走りで3人を抜かして1位になり、そこから順位を守って優勝しました(4時間8分14秒)。

今年新たに出場し、注目を集めたのは、ランニングアパレルブランド「ELDORESO」チーム。1区を7位でスタートすると、2区加藤拓海さん、3区畦地貴斗さんがそれぞれ区間賞の走りを見せ1位に(2人は下りの8区、9区も区間賞)。一時は自衛隊の部も含めて全体のトップになりました。今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンで日本記録を更新(6時間6分8秒)した山口純平さんもメンバーで、4区を区間3位の記録で走り、1位でつなぎました。最終的な結果ではELDORESOチームは4時間45分9秒で21位でした。

弊社社員で作るランナーズチームは14回目の出場で、今年は4時間44分55秒で20位でした(昨年は4時間31分54秒で8位)。


4区を走るELDORESOの山口純平選手
4区を走るELDORESOの山口純平選手
6区(山頂区間)は標高3090mでタスキを受け取る
6区(山頂区間)は標高3090mでタスキを受け取る


<大会結果>

【一般の部】
1位 チームきびだんご(4時間8分14秒)
2位 清水ランニングクラブ(4時間10分56秒)
3位 八王子富士森走友会(4時間16分48秒)

【自衛隊の部】
1位 御殿場・滝ケ原自衛隊(3時間51分11秒)
2位 守山35普連(3時間59分41秒)
3位 留萌自衛隊(4時間0分42秒)

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