![]() 日本新記録で優勝した山口純平選手(写真/鈴木優太)
|
6月25日、北海道で4年ぶりにサロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、男子は山口純平選手(東京、26歳)が6時間6分8秒の日本新記録で優勝しました。
これまでの日本記録は、2018年のこのレースで風見尚選手が樹立した6時間9分14秒。山口選手の記録は今年5月にリトアニアのアレクサンダー・ソロキン選手が出した6時間5分35秒に次ぐ世界歴代2位になるとみられます。
山口選手は国士舘大学出身の市民ランナーで、昨年の100km世界選手権銀メダリスト。100kmは5レース目で、優勝は初めてでした。「これまで2位ばかりだったので、優勝でき、日本記録も更新できてうれしいです。キロ4分以内の30kmジョグを週2回程度行って走り込んできました。次は世界記録を狙います」と話していました。
また、女子は太田美紀子選手(京都、48歳)が7時間28分42秒で初優勝しました。
サロマ湖100kmウルトラマラソン
6月25日(日)
出走人数:2,987人(100km)
完走人数:1,959人(100km)
完走率:65.6%
100km男子優勝:山口 純平(6時間6分8秒 ※日本新記録)
100km女子優勝:太田 美紀子(7時間28分42秒)
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。